7/28訪問報告

7月28日の訪問活動は, 先の総会後初めての,まさに週末ボランティアの再生と再出発にあたるものでした。 常連メンバーの参加がやや少なかったものの,まだ前期試験を残しているという 女子大生一人の初参加を得て,少数精鋭の観がありました。
訪問先住民の方にもさわやかな印象をもって受け入れられたのでしょう, 訪問拒否のごときは少なく,充実したお話し伺いも多くできました。

既に報告にありましたように,途中東條さんが身体に異状をおぼえ, バス停2つ分離れた日赤病院での検査に臨むという事態がありましたが, 病院への付き添いをも含め,各参加者が協力し,役割分担を柔軟且つ効果的に担うことで, 上がり込み中のお話し伺い1カ所を,30分余で切り上げた以外は,予定をクリヤーすることができました。

終了ミーティングについては,東條さんの体調に配慮し早めに切り上げました。 そのため訪問内容の詳細な報告や訪問状況の確認等に一部不十分な点もありましたが, これについては,この報告と並行して,私の方で補っています。

折りからの猛暑は,週ボラ参加者も訪問先住民の方にも分け隔てなくふりかかるもので, 我々参加者のコンでゅションとともに,訪問先住民の方々の負担もあわせて 配慮し思いやることの必要性を,教訓としておきたいと思います。

これまで訪問活動については,お話を伺うのではなく周囲を見回しているだけとか, ただひたすら詳細な記憶を求めるといったような姿勢を問題にしてきましたが, それ以前から,お話し伺いの時間の長さや上がり込みの回数を,その内容や質, さらには訪問先住民の事情をいっさい顧みず,偏重して要求する風がありました。 こうしたものは,これを機に見直し,改めたいと思います。

いかに心を開いてもらうとか,いかにお話しを引き出すかと言ったことも重要ですが, 最後の1滴まで搾り取るようなところまでやるとか, 耐久レースやデスマッチのような姿勢で臨むのが「積極傾聴」ではないでしょう。

今回,1時間を優に超える玄関先でのお話し伺いが2カ所ありました。 これらについても,話のきりのいいところで「ありがとうございました」と言って, せっかくではありますが,切り上げる方向にもっていきました。 暑さや夕食準備といったことへの配慮です(前述の東條さんの一件とは別です)。

今回は,諸般の事情が許すぎりぎりのところまで,私と初参加の女子大生で, 17時近くまで訪問活動を続けました。

また以前にも指摘しましたが,柔軟に対処して,初参加者にできる限り, 充実したお話し伺いを経験してもらい,今回はそういうことはありませんでしたが, 最低でもお話し伺いがまったくできないままで終わることのないよう, 配慮することも,心がけていきたいものです。

初参加での充実した体験が次の参加につながるとともに,グループとしての週ボラの チームワークと活動の質の向上につながっていくことになるでしょう。

「べ平連」以来,長年にわたって平和運動に取り組むとともに, 被災者への公的支援要求運動に尽力された,作家の小田実さんが 本日未明,亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

訃報:反戦運動の旗手、作家の小田実さん死去
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20070730k0000m040186000c.html

 元「ベ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)代表で、ベトナム反戦運動など 市民運動の先頭に立った行動派の作家、小田実(まこと)さんが30日午前2時5分、 胃がんのため東京都内の病院で死去した。75歳…



公的支援要求運動や日独学生交流でお会いしたのは10年近く前になりますが, 旺盛な行動力に頭が下がる思いでした。 また私ぐらいの年代では,大学受験指導でも知られた存在でした。

7/28訪問報告の続きに入りましょう。この日最大最後のお話し伺いを報告しましょう。

90代男性,灘区北通りで被災,自宅は全壊,王子公園の南西の仮設住宅を経て姫路の親戚宅へ。 HAT灘の浜居住は5年,月1万円の家賃負担。 (以下略)

訪問活動の進め方についての意見は先に述べましたが,それ以外に今回の訪問活動の感想としては, 当たり前のことができることのありがたさを実感したと言うことでしょう。

このところの初参加者の活躍ぶりに感心させられます。今回もそうでした。 人の話を素直にきく,さわやかな印象と誠意を示して,心を開いてお話しを引き出す… こうしたごく基本的な,通常の社会通念で当然のことをちゃんとする, ここでわざわざ改めて言うほどのことではないでしょう。

まして人生経験豊富な方や,一流大学の学生であれば,なおのことできて当たり前のことでしょう。

長年にわたる,「歩く機関銃」による,異臭と騒音,「いいわけ・こじつけ・すり替え」のため, いかに正常な感覚を失ってきていたかを,改めて思い知らされるとともに, 当たり前のことができるありがたさを,それへの感謝の気持ちをもつことの必要性を 深く思い知らされました。

週末ボランティアの正常化は,おのずからやってきたり,与えられたりするのではなく, 多くの労苦と犠牲の上において,初めて勝ち取られるものといわねばなりません。

単なる回復や目標達成の実現にとどまらず,その過程において, より多くのものを学び,発見し,身につけて,自らの糧とし, それを共有しさらなるものへと高めていきたいという思いを,新たにしました。
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詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

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仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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