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第450(新生第8)回訪問活動(速報版)

本日(11/10)の訪問活動は,参加メンバー10名に,新聞3社4名が加わる形で行われました。
7月の総会の時にも来られた「毎日」記者さんが,今回は450回の節目だということで再び来られました。

記者さんたちも,訪問活動に同行して取材するとともに,私たち参加者にも質問・取材されていますが,それにあたっては,社会実践の活動に携わる者にふさわしい姿勢と品格をもって対応するよう, 参加者一人一人に,改めて呼びかけたいと思います。

記者さん相手にダベっていたり,自らの享楽のために参加しているような印象を与えることは,言語道断です。

今回は,予想されたとおり,留守宅が多かったのですが,その中でも1軒で1時間あまりにわたるお話し伺いを実現しました。

70代男性,一人暮らし。灘区で被災,自宅の文化住宅は全壊。2Fがつぶれた1Fにのしかかった。着の身着のままで避難。 最寄りの避難所はいっぱいで入れず他へ。3日間食料支給なかった。 仮設住宅はなかなか当たらず,市役所で「当たらなければ首吊るぞ!」といって最後にやっと入れた。HATには建ってすぐに入居。 ベルを鳴らしてしばらくしてから,身繕いをして出てこられ,お話しのはじめは「頭のてっぺんから足の先まで悪いところだらけ」……医者に行くべきところいっぱいはあるが,内科・整形外科に通っているのみで「死ぬの待たなならへん」。 16歳の時から働き……とくにきつかった力仕事は,溶接用のボンベを担いで足場に登ったこと。 今の住居は文化住宅よりは良い。 ここでも入居当初は四方山話するつきあいはあったが,他の人がシルバーパスで外出することが多くなって疎遠になった。 文化住宅のときにあったような近所づきあいはない。

一人暮らしで,普段あまり人と話す機会が少なく,私たちの訪問で話したい気持ちが強くなってきたように見受けられ,訪問が歓迎された,私たちにとってありがたいものでした。

もちろん震災や被災体験,現在おかれている情況を伺うことが,活動の趣旨として重要なことは言うまでもありませんが,こういった年代の方は,敗戦の焦土の中から,戦後の復興,高度成長を担ってこられており,そういった体験・経験を伺うことは,その後の,とりわけ若い世代にとって,貴重な社会勉強となるものだと,改めて感じさせるものがありました。

学校の教師などは,解らないことを解らせるように話すことをトレーニングされてきていますが, 普通の人はそういったトレーニングは受けていません。 相手の年代や性別から,自分の話を理解できそうにないと思えば,話そうとしないことが多いです。

そのままにしていれば,お話し伺いは成立しませんし,会話が成立しても話し手・聞き手双方にとって意義のあるものとはいえません。聞く側が経験したことのないこと,知らないことを引き出してこそお話を伺う意味があります。

不断に聞く姿勢を堅持しするとともに,一緒に訪問するメンバーが協力して,各々の持ち味を活かし,話を引き出すきっかけをつかむことも重要です。

今回の場合,そのきっかけは,話すことに消極的になったり躊躇したりするようなことと表裏一体であったといえるでしょう。

一生かけてやってきた仕事の話しを,若輩者や女性では充分理解できないか,関心を持たないかのいずれだと思われたのでしょう,お話しのはじめはネガティヴなトーンでしたが,途中,理解不十分を承知で一番きつかった仕事について聞いたみたところから,内容のリアリティーが伝わってくるだけでなく,内容とトーンもポジティヴなものになりました。

ほかに,訪問対象外の,通りがかりの住民の方と若干のお話し伺いをしたり,はじめ留守だったお宅を時間をおいて再訪問し,安否確認程度のお話し伺いをしたりしました。

この間訪問中の棟は,週ボラの訪問活動と重複する時間帯に行われているふれあい喫茶に,少なからざる住民が出かけていることから,今回,これが終わる頃に留守宅を再度訪ねてみる試みをしてみました。 次回も,今回の続きのお宅に,同様の方法を交えて,訪問活動を行うことを,終了ミーティングで確認しました。

ともあれ,私たちへの不信感による,あからさまな訪問拒否はほとんどない状態で,今夏以来の信頼回復という,週末ボランティアの正常化が,着実な成果を上げつつあるといえるでしょう。

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詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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