第473(新生第31)回訪問活動

新生週末ボランティア第31回目となった10月25日の訪問活動は、暑すぎも寒すぎもしない、秋の過ごしやすい気候の中で行われました。そのため、住宅の前のベンチで、住民同士で談笑する中で、あるいはご自身で記入された支援シートをもとにしてのお話し伺いもありました。散らかっているなど、家の中に招き入れるのはちょっと…という事情ながらも、私たちヴォランティアに話したいことがあるということでもありました。
このほかにも上がり込んでの長時間にわたるお話し伺いや、短時間ながらも簡単な安否確認もあり、具体的な支援ニーズはともかくとして、いずれも私たちヴォランティアに信頼と期待をよせてくださっていることを、肌で感じさせてくれるものでした。

今回も、終了ミーティング時に、久しぶりに顔を出した古い参加者の姿がありました。特定の参加者に、週末ボランティアの活動以外の用があってのことのようですが、かかるものとのけじめを厳に求めるとともに、せっかく来たのですから、訪問活動に参加したメンバーの報告などを聞きながら、この間の週末ボランティアの活動の資質向上や、被災者・市民との信頼関係の構築への取り組みについての理解を、少しでもしてもらいたいところでした。

週末ボランティアの活動以外のとのけじめという点では、9月13日の第470(新生第28)回訪問活動においても看過できないものがありました。訪問活動の便宜を図って場所を提供してくださっている住民の方のお宅で、初めての参加者との交流をしていたところ、自らが所属する党派の機関紙を何人かの参加者に配布し、ちょうど撮影しようとしていた記念写真に、あたかも自らも参加者に一員であるかのごとく収まろうとした者がいました。

去る7月の2008年週末ボランティア総会でも確認したとおり、また「復興住宅訪問活動について」でも述べたとおり、私たちは、訪問予定のお宅に投函する予告チラシにおいて「宗教や政党など全く関係の無い民間のボランティア団体」とうたっています。少なくとも活動の全過程において、かかるものとして行動することはもちろんのこと、李下に冠を正すがごとき行動も禁物です。

信頼関係の構築がお話し伺いの大前提であり、活動の基本であることを、今一度確認したいと思います。

・80代男性、中央区で被災。労働組合の組合長を12年やって、会社にいうべきことを言い続けてきた。息子さんやこの復興住宅に駐在するヘルパーさんが、低賃金で不安定な雇用にあるので「今の若者はかわいそう」。高齢者が多い住民にはとりわけ「言葉をかけることが大切」。住宅入口前のベンチに座り、住民の方と談笑する中でお話しを伺う。
・70代女性、一人暮し、東灘区で全壊。助け出されるまで6時間ぐらい生き埋めになっていた。京都府の息子さん宅に避難、走る電車を見ると「あれに乗れば帰れるのに」と涙が出た。北区の仮設住宅では、寒い冬に風呂の湯が冷えたり凍結した水道管が破裂したりして困ったが、周囲の人やボランティアの優しさが救いだった。戦後の引きあげで苦労したので、震災のときは落ち着いていた。震災前からのリウマチに加え、近年はさまざまな病気を抱えている。昨年、バス停で遊んでいた子どもがぶつかってきて骨折、骨がつきにくく今年再入院、今もリハビリが続く。ご自身で記入された支援シートをもとに、住宅前のベンチでお話しを伺う。
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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