第478(新生第36)回訪問活動
2009年最初の訪問活動は,1月の第2土曜日を「震災被災者とボランティアの集い」にあてたため,第4土曜日の1月24日となりました。新生週末ボランティア第35回目となったこの日の訪問活動は,暖かな好天の中で行われました。先日の集会に来た,復興住宅で他のヴォランティア活動を行っている学生が,訪問活動にはじめて加わってくれたほか,人生の大先輩の初参加を得ました。
こういった方々の前では,従来訪問前レクチャーで行っているような「今週の資料」の棒読みのごときは不要であるばかりか,かえってかかるレヴェルに落とし込めるようで失礼に当たるのではと思われるほどでした。そこで「復興住宅訪問活動について」などを読んでいただいたのち,HAT神戸・脇の浜復興住宅現地へ出発しました。
参加者の顔ぶれを見て,和やかな雰囲気のうちに充実した訪問活動ができるだろうと思われたので,私はしばし他用のため離れ,訪問活動の終わり近くに再合流しました。
前回(2008/12/27)の訪問活動でお話し伺いをさせていただいた方が,敗戦後神戸に上陸した際に乗ってきた船の名前を鮮明に記憶されていたので,調べてみたところ,その船の写真を見つけたので,プリントアウトしたものを持参し,東條代表,初参加の女子学生,このところよく参加されている方たちとともに再訪問し,差し上げてきました。思わぬ形での再訪問に驚かれた様子ながら喜んでいただけて幸いでした。
訪問活動終了後は,いつもお世話になっている倉谷さん宅から,いつものようにバスではなく,徒歩で三宮の勤労会館に戻りました。途中,今から100年前賀川豊彦が社会運動に身を投じた地を通りながら,しばし賀川について語り合いました。
終了ミーティングでは,留守宅が多かった中でもいくつかの充実したお話し伺いが実現し,その成果をともにすることができました。その場で集約したものを紹介しておきましょう。
・80代女性,一人暮らし,中央区で全壊。ストレスから食欲が落ちたとのことで,フラフラしながら出てこられたが「一人で寂しい」と,玄関前で寒いなかお話し伺い。
・70代女性,灘区で全壊,避難所ではわずかなパンとコーヒーだけ。5回の抽選で入った仮設住宅は北区の不便なところでネズミに悩まさた。その取り壊しで,この復興住宅をあてがわれた。ここはバスが少なく不便。
・60代女性,一人暮らし,垂水区で被災。震災の前年に市営住宅の建て替えのため長田区から引っ越したばかりで,引っ越してこなかったらやばかったかも。住んでいる棟には今自治会がなく,近隣とのつながりがない。部屋に閉じこもっていて変になって救急車を呼んだことも。
※今回配布された「今週の資料」に収録されている前回までのお話し伺いのまとめのうち,問題あるものを指摘し,不適切なものについては公表しない旨確認しました。あわせて「訪問活動のまとめから ~2009年の初めにあたって」において指摘したものについても,不適切であることを再確認しました。
新世紀の「週末ボランティア」訪問活動篇・3で昨2008年夏以来のHAT神戸・脇の浜住宅の訪問活動の報告を掲載しており,今後も随時追加・更新してゆく予定です。
また,去る1月10日に行った「震災被災者とボランティアの集い」の報告を「新世紀の「週末ボランティア」行事・イベント篇・2」に掲載していますので,こちらもあわせてご覧ください。
参加者の顔ぶれを見て,和やかな雰囲気のうちに充実した訪問活動ができるだろうと思われたので,私はしばし他用のため離れ,訪問活動の終わり近くに再合流しました。
前回(2008/12/27)の訪問活動でお話し伺いをさせていただいた方が,敗戦後神戸に上陸した際に乗ってきた船の名前を鮮明に記憶されていたので,調べてみたところ,その船の写真を見つけたので,プリントアウトしたものを持参し,東條代表,初参加の女子学生,このところよく参加されている方たちとともに再訪問し,差し上げてきました。思わぬ形での再訪問に驚かれた様子ながら喜んでいただけて幸いでした。
訪問活動終了後は,いつもお世話になっている倉谷さん宅から,いつものようにバスではなく,徒歩で三宮の勤労会館に戻りました。途中,今から100年前賀川豊彦が社会運動に身を投じた地を通りながら,しばし賀川について語り合いました。
終了ミーティングでは,留守宅が多かった中でもいくつかの充実したお話し伺いが実現し,その成果をともにすることができました。その場で集約したものを紹介しておきましょう。
・80代女性,一人暮らし,中央区で全壊。ストレスから食欲が落ちたとのことで,フラフラしながら出てこられたが「一人で寂しい」と,玄関前で寒いなかお話し伺い。
・70代女性,灘区で全壊,避難所ではわずかなパンとコーヒーだけ。5回の抽選で入った仮設住宅は北区の不便なところでネズミに悩まさた。その取り壊しで,この復興住宅をあてがわれた。ここはバスが少なく不便。
・60代女性,一人暮らし,垂水区で被災。震災の前年に市営住宅の建て替えのため長田区から引っ越したばかりで,引っ越してこなかったらやばかったかも。住んでいる棟には今自治会がなく,近隣とのつながりがない。部屋に閉じこもっていて変になって救急車を呼んだことも。
※今回配布された「今週の資料」に収録されている前回までのお話し伺いのまとめのうち,問題あるものを指摘し,不適切なものについては公表しない旨確認しました。あわせて「訪問活動のまとめから ~2009年の初めにあたって」において指摘したものについても,不適切であることを再確認しました。
新世紀の「週末ボランティア」訪問活動篇・3で昨2008年夏以来のHAT神戸・脇の浜住宅の訪問活動の報告を掲載しており,今後も随時追加・更新してゆく予定です。
また,去る1月10日に行った「震災被災者とボランティアの集い」の報告を「新世紀の「週末ボランティア」行事・イベント篇・2」に掲載していますので,こちらもあわせてご覧ください。
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