第84(新生209)回訪問活動 (2016/07/24) レポート 〈《新生》訪問1800戸を超えて,仮設・復興住宅訪問通算651回〉

神戸市営名谷駅東住宅:暑さ和らぐ中で毎度This is 神戸・週末ボランティアをご覧くださいましてありがとうございます。引き続き,神戸の地にあって,取り組みをさせていただいています。
 
神戸・週末ボランティア 新生では,復興住宅への訪問活動を,させていただきました。今季は,埋もれさせない! 「息の長い支援」は神戸の山間からというテーマを掲げました。訪問先は,春季から取り組みを始めた,神戸市営名谷駅東住宅です。

新たな活動主体となってからは,不定期でささやかなものになりましたが,それまでは,もっぱら土曜日に行っていた「週末ボランティア」でしたが,土曜日と日曜日の訪問活動は,ほぼ半々となり,同一の住宅に連続して伺うことも多くなりました。

神戸市営名谷駅東住宅:252号棟前の花壇猛暑の中,仮設・復興住宅訪問通算650回目になった,前日(7月23日)に続いての「お話し伺い」(傾聴ボランティア)でしたが,前日と違って,今回は,曇り空のもとで伺いました。今回はまた,新たな活動主体となって以来,伺った戸数が,実数ベースで1800戸を超えました。

引き続いて,被災場所から離れた地に,移り,留まることを余儀なくされたなかで,歳月を重ねられてこられた方々ならではの,貴重な「お話し伺い」をさせていただきました。

この日は,京都では,祇園祭の「あとのまつり」の山鉾巡行が,大阪では,天神祭の宵宮などが行われるなど,夏祭りの時期ですが,ここでは,とくに変わりなく,日常が続いているように見えます。

予告ビラ20167.23-24この復興住宅と同じ北須磨・名谷地区には,高度成長期から市営住宅などが建設され,そうしたところでは,ニュータウン(住民)の高齢化などの問題が顕著になっており,それへの対策や活性化などの取り組みも始まっているようです。

「神戸新聞」2016.7.22神戸・週末ボランティア新生 埋もれさせない!「息の長い支援」は神戸の山間から今回の復興住宅訪問活動~「お話し伺い」ボランティアは,前日分とあわせて,準備をさせていただいた7月22日の「神戸新聞」紙面でもご紹介いただきました。

この訪問活動と準備をさせていただいた週は,ウェブサイトやSNS(Yahoo! JAPAN 登録純正サイトThis is 神戸・週末ボランティアや,MixiコミュニティMixiページFacebookページGoogle+LINE@Twitter - welove_kobe)をご覧戴きにくい状況が発生したほか,使用しておりますIP電話(050-6863-1039)が,一時通じにくい状況が発生しました。皆様にご心配,ご迷惑をおかけしましたことを,お詫びいたします。

ちょうど相前後して,「ポケモンGO!」のダウンロードや利用に際し,回線利用が増大し,錯綜したことも一因と思われます。

たかがゲーム,されどゲームです。しかしながら,被災地に根ざし,被災者に寄り添うにふさわしい「宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティア」たるべく心がけ,かくあることをめざす者として,これについて一言述べさせていただくならば,ユーザーのモラルにアピールする以上の,厳しい対処を求めざるを得ないものがあるでしょう。

すでに,また早くから,その功罪などの評価や問題点など,さまざまな指摘,意見,対応などが,なされています。

これは,「悪」でもない「ポケモン」の「狩り」をして,それを「戦わせる」というもので,まさに「殺生」を本質としたものに他なりません。

もちろん,「受容」とか「共感」といったものからは,真逆の,対極的なものであることは,言うまでもありません。

寺院・神社などの宗教施設が禁止するのは,それからすれば,まったくもって正しい対応というべきです。また宗教者には,毅然と禁止するにとどまらず,それが「殺生」であること,さらには,何の理由もなく酷い行為に及びうるものであることを,自覚してもらうこともまた,ミッションではないでしょうか。

神戸市では,いち早く,慰霊のための施設である「慰霊と復興のモニュメント」附近などでのゲームを禁止する旨を示していますが,これまた,当然といえるでしょう。

たいへん遺憾なことではありますが,その一方で,東日本大震災や熊本地震の被災地のなかには,「集客」や「活性化」のためと称して,ユーザーを「誘致」するところもあるようです。これは,その本質において,震災を風化させ,犠牲を忘れさせることに棹さすもので,被災者の生活再建や被災地の復興に,何ら役立つものではありません。

このような方法であっても,震災を忘れず,知るきっかけになれば…,という意見もあるでしょう。しかしながら,ゲームやマンガで得た知識や情報は,好戦性を助長し,享楽に資するものであって,それによって尊崇の念が生まれることはありません。やはり,それにふさわしい方法と姿勢は不可欠です。

来2017年の「1.17」の準備は,もう始まっています。まずは,何をするかよりも,それにふさわしい姿勢で在り,態度で臨むことを,心がけたいと思います。


この日伺ったところの概略です。

・80代夫婦。須磨区で全壊。住んでいた家はだいぶぺしゃんこになった。避難しようとする時に何かものが飛んできて,頭を打った。医者に行ったらタマゴ大の血の塊があって,命があまり保たないようなことを言われたが,後遺症もなく,いつの間にか治ったみたい。それでも友人が何度かきてくれたおかげで,家財などは何とか取り出せたが…。近くではかなり焼けたところもあった。焼けたところは,焼け跡がはっきり残って,すっかり焼き尽くされていたが,近くまで火が迫ってきたところで,風向きが変わり,道路で焼け止まった。避難所には7ヶ月半もいた。仮設住宅に入ったのは8月の末。仮設住宅に入るまでがしんどかった。北区の仮設住宅で3年間過ごした。その間に建物が曲がってきたりしていた。この復興住宅に入居して17~18年。仮設住宅の時は,買物に行くのに15分もかかったが,ここは近くて助かる。この住宅では,知り合いがボランティアしていた。ここにいる同年代の人より元気と言われる。何年も過ごしてきたから,慣れっこになった。<風通しに開けた玄関ドア越しにお話し伺い>

・80代女性。兵庫区で全焼。地震の後間もないうちは残っていたのに,いったん避難したら,火の手が延びてきて類焼し,商売をしていたところも自宅も丸焼けになってしまった。支援物資や義捐金をもらうために,寒い中,公園で並んだ。熊本地震で被災した九州の人のことを思えば,まだ幸せだろう。仮設住宅は西区だった。バス代だけでも大変だった。不便な場所にあったが,もっと不便なところへも仕事でいっていた。この復興住宅に入居して17年。一緒に抽選に応募して,同じ仮設住宅から来た人もいる。就労支援策を受けて,ヘルパーの資格も取得した。入浴や食事の介助を実際にしてみて,これもいい仕事の経験になった。一時入院していて,今も食事や洗い物がたいへんだが,歩く練習をして,だんだん足が丈夫になってきたみたい。<玄関前でお話し伺い>

・90代女性。須磨区で被災。家が倒壊することもなく,ケガもしなかった。電気は早く復旧したが,水がちょっと不便だった。仮設住宅などには行かず,それまで住み続けていた市営住宅が建て替えになったので,ここへ移ってきた。ここは思ったほど不便ではない。買い物は近くでできる。杖は使わないが,押し車の歩行器を使って外出すると,何かと助かる。ヘルパーを依頼したりはせず,何でも自分でしている。<玄関でお話し伺い>

・少年。この復興住宅に入居して2~3年。最近になってこの住宅に入居してきた。震災の時には生まれておらず,両親からも被災体験を聞いたことはほとんどない。学校で「1.17」が近くなると,いろいろ教わって,「しあわせ運べるように」を歌ったりした。<玄関前でお話し伺い>

・不明<ボランティアの訪問予告のビラのほか,多数のチラシなどがドアポストに残されていた>

・70代女性。「ちょっと用事がありますので…。」<インターホン越しに応答>

・70代?男性。「今,忙しいので…。」<インターホン越しに応答>

・50代男性。「今,お客さんいるから…。」<ドアを開けて応答>

・「補修しています。」<空家補修工事の施工業者の方が応答>
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Author:神戸・週末ボランティア 新生
 
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神戸・週末ボランティア 新生は、宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティアです。寄付や署名の要請、投票依頼、販売行為などはいっさいしませんので、ご安心下さい。

お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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