第76(新生201)回訪問活動 (2016/03/27) レポート 〈初心と誠意が問われる,仮設・復興住宅訪問通算643回〉

名谷駅前バスターミナルに咲く毎度This is 神戸・週末ボランティアをご覧くださいましてありがとうございます。阪神淡路大震災から21年が過ぎ,東日本大震災からも5年が過ぎたなか,引き続き,初心に立ちかえり,そして,新たな役立ちと学びの姿勢をもって,神戸の地にあって,取り組みをさせていただいています。
 
20160324「神戸新聞」神戸・週末ボランティア新生案内「3.11」から5年 「息の長い支援」は神戸の山間から桜もそろそろ開花しようかというこの時期,神戸・週末ボランティア 新生では,復興住宅への訪問活動を,させていただきました。3月は引き続いて,「「3.11」から5年 「息の長い支援」は神戸の山間から」というテーマを掲げました。

訪問先は,昨26日に続いて,須磨区の神戸市営名谷駅東住宅です。3月25日の夜,もしくは26日の訪問終了後に,訪問予定のお宅に「予告ビラ」をドアポストに投函するという,直前になっての訪問のお願いをさせていただきました。3月24日の「神戸新聞」でご紹介いただきました。

北須磨地域の復興住宅は,週末ボランティア(旧)10年以上前に訪問させていただいた,神戸市郊外の復興住宅のひとつですが,昨2015年の初夏に,久方ぶりの再開に向けての準備をさせていただきました。

神戸市営名谷駅東住宅 20160326-27予告ビラ神戸市中心部とは違って,郊外は厳寒酷暑の地で,市街地では桜の花も満開近くになっていた頃ですが,この北須磨も名谷エリアでは,好天に恵まれながらも,まだ寒さも残り,彩りをみせてくれているのは,ごく一部で,ほとんどは膨らみつつはあったものの,依然として蕾のままでした。

神戸市営名谷駅東住宅 住民の手作り花壇また,こうした中,住民有志の方が丹精された花壇が彩りを添えていました。集会所横の一角は,神戸市市民花壇に認定されたとのことです。

そして,この地と神戸中心部を結ぶ,ほとんど唯一の交通機関神戸市営地下鉄西神山手線です。同線,とりわけ最寄り駅に近い地下線では,長らく携帯電話の電波が通じない「圏外」でしたが,年度末には通じるとされていたことも,3月下旬になってから,この地の訪問を始めた理由のひとつです。

名谷駅東住宅とUR賃貸住宅,落合住宅最寄り駅の名谷駅の西隣である総合運動公園駅(仮設住宅訪問のときは,ここに集合して現地へ向かったこともあります)は,長らく日本の地下鉄の駅としては,最も高いところにあるとされてきましたが,東日本大震災による工事中断を経て,昨2015年12月6日に開業した,仙台市地下鉄東西線八木山動物公園駅が,それに取って代わることになりました。

神戸市営名谷駅東住宅 ユキヤナギに映える奇しくも,その「陥落」の前日,すなわち「日本一」であった最後の日その前日(神戸ルミナリエの初日でもありました)に,当ボランティアでは,2015年最後の活動をしておりました。

前日の同住宅への訪問と同じく,当ボランティアの訪問の,ひいては傾聴ボランティア~「お話し伺い」の趣旨と意義を,お伝えすることの大切さと必要さを,改めて感じさせられました。経験や蓄積などよりも,初心と誠意が問われているものでした。

ご協力いただいた皆さんをはじめ,Yahoo! JAPAN 登録純正サイトThis is 神戸・週末ボランティアや,MixiコミュニティMixiページFacebookページGoogle+LINE@Twitter - welove_kobeを通じて,ご縁をいただきました皆様に改めて,感謝いたします。


この日伺ったところの概略です。

・70代女性。長田区で全壊。この復興住宅に入居して1年。被災時は借家の文化住宅に住んでいた。住んでいたところの近くに井戸があったので,自分で水を確保できた。避難所で水や食料,弁当などをもらいに行ったこともない。芸能人の支援活動やボランティアの世話にはならなかった。一時,知人宅に身を寄せたが,それ以外はずっと一人でいた。一応仮設住宅に入ったが,長く居たくなかったし,仕事に行くにも不便だったので,小さな文化住宅を新たに借りた。仮設住宅でも,ボランティアの訪問を受けたことはない。この住宅に来てからも,ボランティアの訪問や取材を受けたことはない。身体は悪いところだらけ。自分のうちに歩いて帰れなかったことも。バスで通院したり,リハビリに行ったりしている。けっこう忙しい。薬もたくさん飲んでいる。普段はテレビを観て過ごす。人と話したりするのは好きでない。グループ行動は,小さい時からきらいだった。買い物は,駅前のスーパーに行くだけ。食事も総菜を買って済ませることが多い。ここは夏暑くて冬寒い。暖房の灯油代も高くてたいへんだが,ちょうどなくなったところ。今夜,この住宅の集会がある。けっこうみんな来ているみたい。<玄関内でお話し伺い>

・50代女性。この復興住宅に入居して18年。「須磨区被災した母も,10年前に他界しました。1日?がれきの下で,探しに行けた時は,小学校にいました。当事者である母の意見はきけませんが,仮設住宅から,この市住が当たるまで,2年?以上かかった記憶があります。」<自身でシート記入>

・70代女性。ボランティアごくろうさまです。<廊下でお会いしたところでお声がけ。「順次伺っていますので,その節は宜しく」と,お話し伺いボランティアの趣旨を説明>

・70代男性。この復興住宅に入居して2~3年。お恥ずかしながら,お話しできるような状態ではない。被災して入居したのではなく,一般入居。<インターホン越しに応答>

・60代?女性。この復興住宅に入居して17年。民間の人に何で言わなあかんの?<インターホン越しに応答。ボランティアの趣旨を説明>

・90代男性。須磨区で全壊。この復興住宅に入居して18年。「急用ができ留守にします。御免なさい。」<自身でシート記入>
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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