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第75(新生200)回訪問活動 (2016/03/26) レポート 〈原点の地に立ちかえって,仮設・復興住宅訪問通算642回〉

神戸市営名谷駅東住宅 早咲きの一本毎度This is 神戸・週末ボランティアをご覧くださいましてありがとうございます。阪神淡路大震災から21年が過ぎ,東日本大震災からも5年が過ぎましたが,引き続き,初心を忘れず,また,新たな役立ちと学びの姿勢を忘れず,神戸の地にあって,取り組みをさせていただいています。
 
桜もそろそろ開花しようかというこの時期,神戸・週末ボランティア 新生では,復興住宅への訪問活動を,させていただきました。3月は引き続いて,「「3.11」から5年 「息の長い支援」は神戸の山間から」というテーマを掲げました。

神戸市営名谷駅東住宅 早咲きの一本から場所は,須磨区の神戸市営名谷駅東住宅です。須磨区といっても,須磨海岸があるあたりや,長田区に隣接し震災で甚大な被害を被った地域とは別の,北須磨と呼ばれる内陸部の地域です。これまで何度も伺ってきた垂水区の復興住宅と距離的にはそれほど遠くなく,神戸市西部の郊外の山中という環境でも共通しています。

北須磨の名谷(みょうだに)地域は,西区に続く,西神(せいしん)ニュータウンの東の入り口ともいうべき場所で,高度成長期以来の,「山,海へ行く」といわれた手法で,「株式会社神戸市」によって,最初期に開発された地域です。神戸市営地下鉄が神戸中心部へのほぼ唯一の交通アクセスとなっていて,名谷駅を中心とした地域は,高度成長期から,市営住宅や公団住宅などが多く造られ,民間に分譲された住宅地も広がっています。

北須磨や西区では,震災ではとくに大きな被害がなかったのですが,震災後は,公園やグラウンドなどに仮設住宅が造られ,これまで住み慣れた,暮らし続けた地から離れて,多くの被災者がやってきました。週末ボランティア(旧)は,そうした方々に寄りそい,「お話し伺い」を通して,他のさまざまな支援に結びつけたり,自らが声を上げるお手伝いをさせていただいたりすることで,お役に立たせていただき,またあわせて自らも学び,さらにそれを広く伝える情報発信をも担おうというものでした。

神戸市営名谷駅東住宅あくまで物質的な支援は行わず,ひたすらお話しを伺う,傾聴ボランティアですが,そのこと自体が「心のケア」になるとの考えによるものでした。さらに進んで,そうした対話を通して,自らのロゴス化や行動へ踏み切るお手伝いをすることも,可能性として展望できるものでした。

4年あまりにわたった仮設住宅訪問活動では,この地や,さらに西に分け入った地で展開されましたが,仮設住宅が「解消」され,多くの被災者・住民が復興住宅へと移っていく中で,引き続き郊外の地に残された方に寄りそうべく,復興住宅への訪問活動をさせていただくことにしました。

しかしながら,年月を経る中で,ニーズやあるべき姿も変化し,さらには,こういった地における活動を放棄し,神戸市中心部の復興住宅へと,半ば逃げ込むように,半ば追われるように,活動の場を移す中で,そもそもの被災地支援・ボランティアのあるべき姿からの乖離もまた,顕著になっていったといわざるを得ません。

20160324「神戸新聞」神戸・週末ボランティア新生案内「3.11」から5年 「息の長い支援」は神戸の山間からそうした中,「不都合な真実」をも真っ向から見すえ,阪神淡路大震災の地にあって,被災者に寄りそうべく,あるべき姿を取り戻し,あわせて今日的課題に取り組むにふさわしいものへと,自らをつくり替える取り組みを行ってまいりました。爾来,今回までに200回を数えるに至りました。

旧グループにおいて,そうした正常化-清浄化,さらには再生への取り組み続けてきましたが,その間に発生した東日本大震災への関わり方や,同じく顕在化してきた借り上げ復興住宅問題への取り組み関して,「宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティア」を堅持するものと,それに非ざるものとの懸隔は如何ともし難く,2013年1月,新たな活動主体とした,神戸・週末ボランティア 新生のもと,よいところは引継ぎ伸ばしていくとともに,過ちは改め断ち切ることを固く誓い,リフレッシュ・スタートしました。それからもすでに75回を数え,その間に伺ったお宅も1600戸を超えております。

そのプロローグではありませんでしたが,阪神淡路大震災20年である昨2015年は「震災ボランティア、二十歳の原点。」という年間テーマを掲げました。かつてとは違って,少数での,不定期な,ささやかな取り組みとなりましたが,そうした地平にたって,改めて,文字通りの原点というべき場所に,今日的課題を担うにふさわしい問題意識をもって,伺うことにしました。

実際のところ,諸般の都合により,今回も,ここでもまた,直前になってのお願いとなりました。3月24日の「神戸新聞」でご紹介いただきましたが,前日3月25日の夜遅くになって,伺う予定のお宅に「予告ビラ」を入れさせていただいての訪問となりました。

20160326-27予告ビラシートご記入有難うございます。ドアポストに「予告ビラ」が残されたままのお宅も散見される一方で,10年以上ぶりの訪問にもかかわらず,近況などを丁寧にシートに綴ってくださった方もいらっしゃいました。貴重なお話しを伺わせていただいたこととあわせて,心から感謝したいと思います。


この日伺ったところの概略です。

・40代男性。垂水区で一部損壊。当時は一人暮らしで,壁に亀裂が入った。テレビのスピーカーが飛んできて頭に当たった。打ち所が悪ければ…。この復興住宅に入居して12年。一緒に入居した母が3年前に亡くなるまで,居宅サービスやデイサービスを利用したりして,介護をしていた。最期は特養にはいったが,亡くなったショックで,一時は,人が多いところに行くのが辛く,外出もままならなかった。地域の人や知人・友人らが親切にしてくれた。リラックスして癒されるようにした。人と関わる中で,治していこうと思っている。近所に限らず,色々な地域の人と関わっていきたい。以前住んでいたあたりの商店街に行ったら,懐かしくなって,店に入って話しかけたりした。時間があればもっと遠くへも行ってみたい。この時間は,吉本新喜劇のテレビを観ていることが多い。ほかには大相撲を観たり,音楽をいろいろ聴いたりする。<玄関内でお話し伺い>

・70代女性。この復興住宅に入居して17年。地震の特は学校へ避難した。仮設住宅には3年いた。この年になると,どこも雇ってくれない。安くなる時に買い物に行く。以前(旧グループで訪問活動をしていた頃)は,まだ若かったので,外で働いていたので、ボランティアの訪問を受けた記憶はない。<買い物に出かけるところにお声がけ。ボランティアの趣旨を説明>

・40代?女性。この復興住宅に入居して10年以上。特に困っていることはない。うちは結構です。元々ここには,父が被災して復興住宅として入居したもので,後に自分も同居するようになった。以前から父は耳が遠く,震災の時の話などはあまり聞いていない。<インターホン越しに応答>

・70代女性。垂水区で半壊。この復興住宅に入居して17年。「仮設(住宅)の時は,色々と,ボランティアの皆様方にお世話になり,有難うございました。現在,元気で頑張っております。又,寒い中,来て頂き,本当に感謝申します。」<自身でシート記入>

・少女。最近になって,この住宅に入居した。阪神淡路大震災のことは,学校で習っただけで,両親からも,被災経験などは,あまり聞いたことはない。<ボランティアの趣旨を説明。ドアを開けて応答>

・80代女性。須磨区で全壊。「3年間学校へ,そして仮設(住宅)に入り,国や県,市,又,ボランティアの皆様にお世話になりました。本当にありがとうございました。」<自身でシート記入>

・70代?女性。ボランティアごくろうさまです。うちは大丈夫です。もっと上の階の人もみてあげて。<玄関先でお話し伺い>

・30~40代女性。この復興住宅に入居して2年ほど。一般入居で,被災者ではない。<インターホン越しに応答>

・60~70代男性。「ああ,ええわ。」<ボランティアの趣旨を説明。インターホン越しに応答>

・60~70代女性。「ちょっと手が離せないので…。」<インターホン越しに応答>

・70代女性。垂水区で一部損壊。「ご苦労様です。」<自身でシート記入>
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テーマ : 神戸
ジャンル : 地域情報

tag : 阪神淡路大震災 ボランティア 神戸 須磨 支援 心のケア 復興住宅 株式会社神戸市 山、海へ行く 二十歳の原点

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神戸・週末ボランティア 新生

Author:神戸・週末ボランティア 新生
 
We love KOBE Weekend Volunteer

神戸・週末ボランティア 新生の純正ブログです。

神戸・週末ボランティア 新生は、宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティアです。寄付や署名の要請、投票依頼、販売行為などはいっさいしませんので、ご安心下さい。

お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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されています。

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おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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