スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第73(新生198)回訪問活動 (2016/03/13) レポート 〈東日本大震災から5年が過ぎて,仮設・復興住宅訪問通算640回〉

神戸市営住宅・ベルデ名谷 早春の彩り毎度This is 神戸・週末ボランティアをご覧くださいましてありがとうございます。阪神淡路大震災から21年が過ぎ,東日本大震災からも5年が過ぎました。
 
神戸・週末ボランティア 新生では,復興住宅への訪問活動を,させていただきました。

神戸市営住宅・ベルデ名谷今季のテーマは,「「3.11」から5年 「息の長い支援」は神戸の山間から」です。伺ったのは,前々日である3月11日の準備,前日12日の訪問と同じく,イカナゴ漁のシーズンをむかえた,神戸市垂水区の市営住宅・ベルデ名谷です。急峻な斜面上に造られた高層住宅で,当ボランティアでの訪問も,回を重ねるごとに,必然的に,高層階へと集中していきます。

住み慣れた地を離れてやってきたまま歳月を重ねるなか,高齢化の進行とも相まって,どうしても人間関係が希薄化するだけでなく,外出そのものも困難になっていく姿がうかがえます。そうした中で,貴重な,また,切実なお話しをうかがうことができました。

阪神淡路大震災の被災地・神戸の中でも西にあるこの住宅は,距離的には,東日本大震災の被災地とは,もっとも離れたところにあるといえますが,高台への集団移転が求められている東日本大震災の被災地とは,非常に近い,また共通する点が多いことは,すでに述べたとおりです。

2016031213予告ビラ被災時点ですでに,過疎化や高齢化が進んでいた,東北の被災地は,阪神淡路大震災の被災地が,20年以上かけて徐々に深化してきた問題が,比較的早くから,場合によっては当初から,顕在化しているといえます。

新たな被災者を思いやる声の中にも,阪神淡路大震災の時は自分もまだ今より若かったから助かって,今までなんとかやってこられたものの,年老いての被災はもっとたいへんだろうといったものも目立ちます。

閉店したマクドナルド垂水名谷店こうした時期,東日本大震災の被災地・被災者に思いを致すことは,とりわけ,大切であり,忘れてはならないことです。そうした中,あえてそれまでの被災地にあり続ける中にあって,新たな被災地・被災者支援における教訓もまた,学び,取り入れていく必要があります。

常に「役立ちと学び」をリフレッシュさせていく姿勢と方法があればこそ,継続しての取り組みの意義があるといえるでしょう。

ご協力いただいた皆さんをはじめ,Yahoo! JAPAN 登録純正サイトThis is 神戸・週末ボランティアや,MixiコミュニティMixiページFacebookページGoogle+LINE@Twitter - welove_kobeを通じて,ご縁をいただきました皆様に改めて,感謝いたします。


この日伺ったところの概略です。

・80代女性。兵庫区で全壊。住んでいた文化住宅はペシャンコになっり,家財も持ち出せなかった。地震のときは2階にいたが,真っ暗になり,どこにいるのかわからなかった。布団の中にいたが,脱出する時に,電気が落ちてきてケガをした。夜が明ける頃、隣の人に「窓開けて!」と言われ,助けてもらった。西区の仮設住宅で4年過ごした。大勢の人がいるところで,自ずと怖い目に遭ったこともあったが,今となっては,仮設住宅にいた時の賑やかさがなくなったのが寂しい。同じ仮設住宅から来た人で,少し若い人たちとは,今でもつきあいがある。この復興住宅に入居して16年。こんなに高い建物の,てっぺん近くにいたことはない。近所づきあいもない。初めに一緒に入った人が亡くなっていった。そのあとに新しく入ってきた人に変わっていっている…。入居した頃は60代だったのに,今は80代。足が悪くなり,椅子つき押し車の歩行器で外出する。一人では不安。ヘルパーに週1回,買い物を頼んでいる。自分で選べないから,食べるものは,いつも同じに。ふれあい喫茶も行われるようになったが,いつも行く人が限られていて入っていきにくい。これも人生かとあきらめて,毎日を暮らしている。テレビと電気は24時間つけっぱなし。さみしいから。夜になるとさみしいし,朝になるとうれしい。外出しないから,日にちが分からなくなった。テレビで曜日を思い出す。ここは高いから,外を見ないようにしている。うちでテレビを見て過ごすことがほとんど。1日に1回も人としゃべらないことが多い。エレベーターを降りて,親しくしていた人と会った時は話しもするが。1~4週間に一度は薬をもらいに行く。ヘルパーに入浴介助を頼んでいる。デイサービスにいっても,人と話さないことがほとんど。体操のインストラクターはよくしてくれる。どこへ行っても,,ボスみたいに偉そうにしている人がいて苦手なので。最近の医者が言うことはよく分からない。聴診器を当てたりすることはなく,パソコンに向かってるだけ。薬の能書きなどは,薬剤師さんに詳しく聞いている。時がたてば,つらい目に遭わせた人とも,仲直りできるかと思っていたが…。<玄関内でお話し伺い>

・70代女性。須磨区で被災。避難できる場所がなかなか見つからず,結局,近くの学校の体育館に避難した。仮設住宅になかなか当たらなかった。やっと入れた仮設住宅は西区だった。震災時勤めていた会社が早く復旧したので仕事はできたが,通勤には不自由した。この復興住宅へ入居して16~17年。同じ仮設住宅から一緒に来た人もいる。ここへ来てからも,いろいろたいへんだった。(同じ被災者といっても)いろいろなところから,いろいろな人が来ているので,人間関係はたいへんだった。つきあいがあった,親しくしてきた人も,最近では,亡くなったり,出ていったりしている。初めのうちは,家賃を補助してくれたが,上がってきてたいへん。退職したあたりから,腰が痛くなった。今では,買い物をするのもたいへんで,ヘルパーを頼んだりしている。自分で外出する時は,カートを押して,住宅から少し離れたスーパーなどに行く。月1度、住民で掃除をしていたが,身体への負担が大きいのか,仲間も参加率も減ってきた。前は,たいがいのことは,自治会の役員さんに言えば,何とかしてくれた。今は近所づきあいもなくなった。1月からエアコンを入れた。この棟は,山が迫っているので,虫が上ってくる。下の階ではヘビも…。仮設住宅にいた時も,この住宅に来てからも,ボランティアの訪問を受けた経験はない。<玄関内・お部屋でお話し伺い>

・80代男性。須磨区で全壊。「私は仕事をしていますので,話し相手もいますし,淋しくは有りません。そして自分の事は自分で全部出来ますので今の処別に何も有りません。休みの日は外出で家に居ません。」<自身でシート記入>

・30代男性。「どういうふうに,回って(訪問)してるの?」<エレベーターに乗り合わせたところにお声がけ。当ボランティアの趣旨と方法を説明>

・70代女性。「ごくろうさまです。」<エレベーターに乗り合わせたところにお声がけ>

・70代男性。「風呂入ってんねん…。」<しばらく経って,ドアを開けて応答>

・50~60代(?)男性。うちは大丈夫です。<インターホン越しに応答>
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 神戸
ジャンル : 地域情報

tag : 阪神淡路大震災 ボランティア 神戸 支援 訪問 傾聴 復興住宅 垂水 東日本大震災 イカナゴ

コメントの投稿

Secre

プロフィール

神戸・週末ボランティア 新生

Author:神戸・週末ボランティア 新生
 
We love KOBE Weekend Volunteer

神戸・週末ボランティア 新生の純正ブログです。

神戸・週末ボランティア 新生は、宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティアです。寄付や署名の要請、投票依頼、販売行為などはいっさいしませんので、ご安心下さい。

お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

This is 神戸・週末ボランティアYahoo! JAPANカテゴリ登録
されています。

Twitter - welove_kobe
MixiコミュニティMixiページ
掲示板FacebookページGoogle+Instagram
もよろしく!

おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



カテゴリ
Twitter
Facebook
最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。