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研修&交流 (2015/03/07) レポート

神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小)毎度This is 神戸・週末ボランティアをご覧くださいましてありがとうございます。3月7日は,今春季第1回目の復興住宅訪問活動を行いましたが,それに先だって,午前中は,新長田にある神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小学校)に,常連メンバーとともに伺いました。
 
おいでくださったのは,広島県 府中市で活動するグループ,傾聴ボランティア蝶々の皆さんでした。普段は,高齢者施設などで入所者の方からの傾聴活動を主にされていて,最近は,話を聞いてほしい人に来てもらおうと,「なごみの家」というスペースを設けたりもされているとのことでした。

また,昨夏の広島豪雨土砂災害を機に,被災者の「心のケア」にも関心を持つようになったとのことで,そうしたところから,阪神淡路大震災の被災地・神戸に研修旅行を計画されたとのことでした。

ここは長年,神戸市立二葉小学校として使われてきたもので,関東大震災の教訓から普及した昭和初期の耐震耐火建築で,阪神淡路大震災の時は,近くまで火が迫ったものの,辛うじて難を逃れ,地域の被災者の避難所として機能していたところで,後に少子化のため統廃合・閉校し,校舎が同センターとなって現在に至っているものです。

神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小)にて。傾聴ボランティア蝶々メンバーと歓談震災時,周囲はほとんどが,全壊・全焼しており,数年前までは,いくらか震災前後の状況を残すところもありましたが,最近ではそれもすっかり姿を消し,人も街もすっかり変わってしまっています。そのあたりの事情は,1月に神戸・アイ・ウォークに参加しつつ確認していたのですが…。

かつての教室そのままの会議室で、皆さんの前でお話しさせていただきました。主宰者がかつて教員をしていたとは言え,小学校の教壇に立つ(?)のは初めて,また戦前建築の校舎は教育実習以来という,貴重な経験をさせていただくことになりました。

阪神淡路大震災が発生した1995年から,主宰者が,仮設住宅訪問復興住宅訪問に関わり,継続的な取り組みのなかで,とりわけ,東日本大震災後の情勢を踏まえ,新たな活動主体,神戸・週末ボランティア新生のもと,リフレッシュ・スタートして,今日に至る経緯を簡単にお話しさせていただきました。

基本的な姿勢をひとことで言ってしまえば,アマチュアリズムと在野精神ということになりますが,それを大切にしていることとあわせて,いち早く新たな被災地に駆けつけて取り組むのではなく,遅れてきても、後からきても,新たなニーズが見いだせ,物資や資金などがなくても,取り組めることがあり,それを日々発見し,現実化させるなかで,続けてきていることに触れました。

被災者の「心のケア」についていえは,阪神淡路大震災当時の「心のケア」は,悲惨な経験をいち早く吐き出させることを追求したもので,これは抱え込んでこじらせないようにするにはよかったかも知れないのですが,その後発生した事件や災害の被災者・被害者への取り組み方としては問題が多いことを認識しており,それは,当ボランティア以外で成功しているところが既に多くある中で,それを踏まえつつ,これまでの反省と教訓から,いかにあるべきか,常に課題としていることなどにも触れました。

そもそも,他所から来た人やものに対して寛容的で受け入れやすい,神戸の地域風土があって,可能になったものであることを前提としておかねばならないことは,説明とする前に,私たち自身が忘れてはならないことなのですが…。

訪問先の住民の方を囲んで,神戸・広島のボランティアと交流の記念に当ボランティアの復興住宅訪問の手順や方法具体的な現況などについては,お配りした資料に,予告ビラやフライヤーを添付し,1月に,「希望の灯り」の分灯とともにお訪ねしているのを,コストやリソースが無くてもイベント(のようなもの)が,工夫によって出来る例としたほかは,同日午後の訪問活動に,何人かの方に,同行参加していただくことことになっていたので,それで説明にかえました。

今回もとりあえず「「息の長い支援」は神戸から」という題目にしました。活動自体は長く取り組んできたものの,同じボランティアが,個々の被災者の方に継続的に携わったわけではありません。そうしたところでは,ひとつところで,長期に渡って,関係構築し,同じ方に関わっていくというスタイルとは,大きく異にします。それとの比較においては,浅薄なものに思われるかも知れません。

そうした関わり方によって,常に新たな問題発見と解決の必要性が高まるほか,そうしたスタンスならではの意義や,それによって可能になることもあります。

傾聴である以上,話してくださる方が,話すことでスッキリする,気持ちが晴れるように,気持ちの整理ができることが大切なのはもちろんなのですが,目標というか課題として,さらにそこから進んで,話し手が論理構築する手助けする「触媒」になるよう,展望していること,また,利害関係やしがらみのない「よそ者」としてのスタンスの中で,心を開いてもらい,信頼関係を構築することから,一人一人の心の中や,地域の,「風通しをよくする」ことが,もっとも素朴な形での「心のケア」になること,などをお話しさせていただきました。

神戸市立地域人材支援センター(旧二葉小)にて。傾聴ボランティア蝶々メンバーと質疑応答のあと,旧校舎をバックに一同で記念撮影しました。

お話しする機会を戴きましたことに感謝いたします。まとまらないところがあったり,どれだけ皆さんの問題意識や疑問にうまくこたえられなかったところもあったと思いますが,顧みて今後に活かしたいと思います。

一行は,Loveフェス311が行われている鉄人広場などを見て回ってお昼にした後,多くは人と防災未来センターを見学しましたが,うち4名の方には,当ボランティアの復興住宅訪問に同行参加し,傾聴と交流のひとときをともにし,夕方前に再合流して帰途につきました。

傾聴ボランティア蝶々の皆さんからいただいた備後府中銘菓・姫ゆり貴重な交流の一日になりました。ありがとうございました。




後日,感想をいただきました。今後の励みにしたいと思います。

参加者の感想○それぞれの活動を切り口をかえて日頃から取り組んでおられると思った。
 自分たちは、マンネリに陥っているところがあるので、勉強になった。

○復興住宅での傾聴ができてよかった。原さんのやり方は、すばらしかった。

〇遠くから来られて活動されていることに感動した。神戸の復興の対策は、地域のなじみの人と話せなくしている。市がバラバラにしていると思う。住民主体でないと思う。

○玄関先でピンポン鳴らしていく活動はこちらではできないと思った。数人でも長く続けていることがすごい。

○20年の重みを感じた。神戸だからできた活動だと思った。原さんらと実際に歩いて、ひとつひとつ丁寧に活動されていると思った。返事を書いてポストに入れるなど、心が伝わるやり方だと思った。

○こんなやり方のボランティアもあるのだと思った。しかし、相手の気持ちに寄り添う……自然体でというところは私たちと共通すると思った。

○いろんなやり方・地域によっても違った切り口があると思った。継続するエネルギーに感心した。自分たちもレベルアップしたい。

研修&訪問風景○研修会に参加して本当によかった。神戸で息子が震災にあっているので、より真剣に聞けた。

○実際に活動に参加させてもらい、傾聴には、忍耐が要ると思った。すごく辛抱強くされていると思った。
 ドアをあけてもらう技術など、辛抱強さが技につながっていると思った。

○いろんなタイプの傾聴があると思った。こころの風を通すという原さんの言葉に共感した。

○20年前に高齢者一歩手前だった人に、今問題を感じているというところが印象に残った。

○活動はすばらしい。でも、無理されているようにも思った。個人では大変だと思う。福祉の力を借りるのもいいのではないかと思った。

○20年ずっとかかわり続けているエネルギーがどこからきているのか気になった。時間がなくて開けなくて残念だった。

○原さんの前向きな姿勢と丁寧さに感動した。自助の心を享受する姿勢に共感した。

○一緒に活動させてもらい、ボランティアへの姿勢というより生き方に感銘を覚えた。チラシの回収というより、復興住宅のドアの向こうの住人の息遣いを感じながらの取り組みに感動するとともに自分の甘さを反省した。復興住宅の一人暮らしの女性がみんなを招き入れてくださり、お話ができたことは、研修の一番の宝物になった。



ありがとうございました。
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テーマ : ボランティア活動
ジャンル : 福祉・ボランティア

tag : ボランティア 阪神淡路大震災 神戸 長田 支援 傾聴 復興住宅 仮設住宅 希望の灯り

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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

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1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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