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第40(新生165)回訪問活動 (2014/09/06) レポート〈民間ボランティアならではのミッションは?,仮設・復興住宅訪問通算607回〉

垂水東口・民俗芸能祭 in ひょうご毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧くださいまして,まことにありがとうございます。

そして,阪神淡路大震災20年を控える中で,新たに,或いは今一度,関心をお寄せにな,このページをご覧くださっている方も少なくないと存じます。改めてご挨拶させていただきます。これからもよろしくお願いいたします。
 
不定期でささやかな活動となりましたが,新たな活動主体のもと,2014年の夏季も,神戸・週末ボランティア 新生では,「忘れない、寄り添う、「息の長い支援」は神戸から」というテーマのもとで,この夏季も,酷暑を避ける形でスケジュールを組み,阪神淡路大震災の被災者が暮らす,神戸市郊外の復興住宅(神戸市営住宅・ベルデ名谷,垂水区)への訪問活動をさせていただきました。

昨年同時期と同じく,集中的に,同じ復興住宅をお訪ねしていますが,この日も好天に恵まれながらも,昨年同時期より暑さもやわらぎ,過ごしやすい天候でした。住宅内でお会いした方も,訪問に応じてくださった方も多く,貴重な,充実した「お話し伺い」を実現することができました。

神戸市営住宅・ベルデ名谷入口附近から1番館方面を望む復興住宅現地に向かう前に,垂水東口のいかなごのモニュメントに集合しています。このモニュメントがある広場は,再開発ビル・レバンテ垂水に隣接していますが,これは,震災後であっても,被災者が優先入居する復興住宅とは違うものです。広場では,週末さまざまなイベントが行われることがありますが,この日は,民俗芸能祭 in ひょうごが行われ,神戸市内に限らず,兵庫県内各地に伝わる,獅子舞,だんじり囃子,和太鼓演奏などが行われ,大勢の人出でにぎわっていました。その近くでは,舞子高校防災科の生徒さんらが,丹波や広島の豪雨土砂災害の支援募金を呼びかけ,教職員の方が見守っていました。

この日のお話し伺いの中でも,こうした丹波や広島の被災地・被災者を思いやる声も聞かれました。神戸やその周辺も古くから大小の豪雨土砂災害に見舞われていることから,それらを思い出される方もありました。,

ストップ! アライグマ しましまシッポにご要心!そうした中で,新たに参加してくれたメンバーとともに,復興住宅現地に向かいました。集合場所や,現地に向かうバスの中で,訪問活動の手順などを説明し,現地では,住宅内の最も高い,見晴らしのきく場所から,周囲の情況を含め,概要を知ってもらうようにしました。

フレッシュな視点から見た,復興住宅の第一印象は,全体(建物)の印象はさびしい感じで,高齢者にはきついだろう高層マンションは,きれいだが,そのことが余計さびしい,といったものでした。大学で防災について学んできたということで,対話の中でも,そうした問題意識を活かしてもらえればと思いましたが,励ましを戴く場面もありました。学ばせていただいただけでなく,成長させていただく機会となりましたことに,感謝したいと思います。

今回も,予定した時間を大幅に遅れての訪問が続き,夕食の時間帯におじゃましたところもありました。重ねて失礼をお詫びいたします。

この日お訪ねしたお宅への「予告ビラ」の投函は,前の週末の準備日(8月29日)や訪問日(8月30日8月31日)に行い,その過程でも対話を実現してたこともあって,理解と浸透が進んでいることを,実感させていただけるものでした。これにも感謝したいと思います。

神戸市営住宅・ベルデ名谷1番館にて訪問活動をさせていただく中で,とくに注意したのは,その場所ならではの問題を,それが顕著になる時期に伺うことでした。そうした方法が効果的な問題発見につながると考えてのことでした。そこからさらに深く掘り下げ,広げていきました。

浸透していく中で,いっそうさまざまなシチュエーションに出会います。快く受け入れてくださるだけでなく,不要とされる方や,受け入れてくださらない方もおられます。また,他の支援やサポートとのかねあいもあります。そうした中で,何ができるのか,何をなすべきかといったニーズとのマッチングをはかるなかから,「宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティア」ならではのミッションが明確化されていきます。

ご参加,ご協力いただいた皆さんをはじめ,弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアや,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じてご縁をいただいております,すべての皆さんとともに,成果を分かちあえますことに感謝したいと思います。


この日伺ったところの概略です。

・80代女性。兵庫区で全壊。つぶれた屋根から空が見えた。3~4回申し込んでやっと当たった西区の仮設住宅は大規模なところでだった。全国から色々なボランティアがよく来てくれて,感謝している。年末の餅つきでお世話になった。その頃の写真を残している。他の棟では亡くなった人もいたし,酒呑みもいた。最後までいて,9戸残ったうちの1戸に。この復興住宅よりも,仮設住宅にいたときの方が(つきあいがあって)よかった。この復興住宅に入居して15年。ここへは4回の抽選で入居できた。ここに来て10年ほどたった頃,ボランティアを名乗る押し売りに騙されたことがあり,換気扇のフィルターを交換して高額請求された。他にも送りつけ詐欺などもあったが,こうした人たちはグルになって組んでいたようで,今は来なくなった。うちにいるときはテレビを見ていることが多い。安物は危ないということで,扇風機は一流メーカー製のものに。80までは元気だったが最近は…。3年ほど前までは,仮設住宅からのつきあいもあった。最年長の人は102歳まで元気で,一緒に麻雀をしたらいつも勝っていた。やはりもう亡くなった方が,95~96歳の頃「あと百万しかあらへん。長生きしたない」といっていたのを思い出す。5年ぐらい前までは元気で,住宅の周囲の草引きをしたり,鉢植えの植木の世話などをしていた。人形の服もつくっていた。毎年1月には,湊川神社にお礼かたがた参拝していた。着物は妹に着付けてもらっていた。昔,親がお金が少ない中で買ってくれたものなので,嫁に来たときの着物を何着か今も大切にもっている。今は行っていないが,ラジオ体操をする高齢者がいる。こけてすりむいて,住宅近くの病院に行った。ほんとうはもっと動きたいが,ヒョロヒョロする。頭がフラフラするので,外出は娘さんと一緒に。通院の他,買い物に週1回名谷の須磨大丸まで行くぐらい。杖を持っていると買ったものが持てない。タクシー代がたいへん。冷たいものが苦手で,夏に生まれ故郷で飲んだら気分が悪くなった。熱中症になり,救急搬送された。デイサービスのヨガに行っているが,今週は休んだ。今の人もたいへんだが,昔の人もたいへんだった。戦争に行った身内はみな,内地であってもたいへんで,亡くなった人もいた。夫も戦争中に患ったマラリアが遠因で亡くなり,最近50回忌を済ませたところ。15年しか一緒にいられれなかった。昨2013年4月の淡路島地震のときはあまり揺れを感じず,怖くなかった。二百十日も近くなってくると(台風による被害は増えて),昔も大雨で山崩れして家が流されたりしたのを思い出す。広島の人も泥んこになって気の毒。いつまで続くのやら…。防災について学んでいる学生のボランティアが,役所に望むことは?と尋ねたところ,「もうじき逝くから…」とのことだったが,「がんばって」と励ましてくださった。

・90代女性。須磨区で全壊。この復興住宅に入居して15~6年。地震のときは出かけていたので,ケガなどはしなかったが,急いで帰って見たら,2階建ての文化住宅の1階がつぶれていた。着の身着のままで,近くの学校に避難した。西区の仮設住宅へ。それほど長くいたという感じはしていない。仮設住宅では老人会の会長さんに可愛がられ,何かと助かった。引越のときの粗ゴミも捨ててもらった。この復興住宅に入居して16年。初めは別の復興住宅を申し込んだが,2度目のとき,ここへ見学に連れてきてもらい,申し込んだ。エアコンが3年前に壊れたが,そのままにしている。エアコンを使うのはもったいないので,扇風機で済ませている。昨日,掃除機も壊れた。近所の人が家電量販店に行くのに連れて行ってもらうことにしている。手芸で気が紛れる。「あんしん缶」を備えている。別の棟に住む人に世話を頼んでいる。言葉がすっと出てこない。耳が遠くなった。文字を読んでも頭に入ってこない。テレビをつけたままボーッとしていることが多い。テレビは早口で聞き取りにくい。お笑いが特にダメ。スポーツ観戦やアニメはきらい。浴室は物置に。不自由なのは買い物。水分を取ったら汗をかくし,トイレも行かなあかん。銭湯に行ってサッパリしてくる。住宅近くのスーパー銭湯に行った帰りに,コンビニで買い物する。膝が痛い。じっと止まって再び歩き出すのがたいへん。近所の人が転んで顔まで打ってしまったのを見て怖くなった。足首に転ばないためのおまじないを巻いている。転んだらアカンと杖をついている。自分でできることは自分でしようと思っている。ヘルパーは気を遣うので来てもらっていない。辛いものは苦手。内臓は悪くないが,総入れ歯のため食が細くなった。味付けが下手で,毎日が同じようなものを食べている。戦後何年かして神戸に戻ってきたら,親兄弟も亡くなっていた。手芸を一緒にしていた友人も4~5年前に亡くなり,近所づきあいもだんだんなくなった。人に迷惑かけないようにと思っている。坂がたいへんだが,運動になっていいかなとも思っている。この復興住宅でも,亡くなった人や,子どもに迎えに来てもらっていった人も多い。ここではみな親切にしてくれる。不自由はない。一人暮らしが多く,ゴミ袋が一人では大きすぎるので,ゴミも一緒に捨ててくれたりする。今まで貧乏暮らしはしていないので,日々楽しく暮らしている。変な死に方はしたくないと,仏様を拝んでいる。週1回,友愛訪問活動で訪ねてきてくれたり,月1~2回,自治会長さんら3~4人が廻ってくれている。

・70代女性。東灘区で被災。とくに被害はなかったが,「下の方はえらいことになってる」と,様子を見にいった夫がびっくりしていた。ガスや電気が止まった。水くみにも行った。怖い思いはしていない。職場からはしばらく自宅待機となった。会社の保養所で働いて10年目で,職場のつながりが深く,懇意になっていた上司や会社が何かと助けてくれた。以前は長田で商売をしていたが,スーパーの進出で周囲でも店をやめていったので,やめることにした。それまで苦労したことがなかったので,商売をやめてからはほんとうにたいへんだった。仕事で色々苦労したが,勉強になった。色々経験できてよかった。会社の独身寮の賄いや管理人になった。月に1回,新卒男子社員のために大きな鍋でカレーを作ったら喜んでくれた。やがて同じ会社の保養所に異動したら,窓ガラスをピカピカに磨いたり,お客さんのスリッパの中まで拭いたりと,仲居さんのような仕事を厳しくしつけられ,ほとんどすべての人が厳しさに耐えかねて短期間でやめていく中,がんばったことで,震災時に助けてもらえたのだろう。大きな会社に拾ってもらったおかげと感謝している。この復興住宅に入居して15年。被災後も連れ添い,この復興住宅へも一緒に来た夫を亡くし,今は一人暮らし。あまり親しい人はおらず,近所づきあいはあまりない。執着心はない。買い物はバスで垂水や名谷まで行くことも。2~3年前に白内障の手術でちょっと入院した以外は,病院通いはしていない。<訪問時は「トイレ入ってた」とのことで,しばらくしてから出てこられ,玄関前でお話し伺い>

・70代女性。兵庫区で全壊。北区の仮設住宅で3年過ごした。この復興住宅に入居して15年。地震の時も,仮設住宅でも,ともにがんばり,助けあい,心の支えになってくれていた夫をここへ来てからで亡くした。身の回りのことはまだ自分で出来る。死んだみたいな生活したないし…。住宅近くの病院やスーパーに出かける。どこへ行くにしてもこの坂がたいへん。年を取って,ものを持って帰ってくるとなおさら。建物がしっかりしているので,ここよりええとこには…。不平言いよったら…。震災のことについては今更話すことはない。20年も経っているので忘れなあかん。(東日本大震災や,丹波・広島の豪雨土砂災害など)あっちの方がたいへん。何年経ってもたいへん。それを思うと不平言われへん。(これ以上の支援を受けることなく)生きていかなあかん。<玄関でお話し伺い。予定時刻を遅れて訪問>

・80代?男性。この復興住宅に入居して4~5年。九州から出てきて神戸にきて久しい。神戸で被災したが,震災の頃のことや,避難所や仮設住宅のことなどは覚えていない。今日は病院に行ってきたが,普段はあまり出かけない。糖尿病を患っているほか,身体全部悪い。3日前に退院してきたところ。ヘルパーに来てもらっている。<予定時刻を遅れて訪問したため夕食時に>

・少女。今,子ども3人だけで留守番をしている。この復興住宅に入居して4年。学校では地震のことについて習っている。被災者の体験談をみんなで話して報告したり討論したりする。「しあわせ運べるように」を歌ったりする。当ボランティアの予告ビラを読んで知っていてくれていた。

・70~80代男性。熱出て横になっていたところ。息苦しい。(小型酸素呼吸器と薬をみせて)今,これだけしてます。すみません,また日を改めてください。<ドアを開けて応答。予定時刻を遅れて訪問>

・70代男性。もうええわ。この間も会うたところやろ。また今度同じような人が廻ってくるらしいし…。<予定時刻を遅れて訪問したことのお詫びとともにボランティアの趣旨を重ねて説明>

70代男性。「うちはええで…。」<玄関の網戸越しに応答。予定時刻を遅れて訪問したことのお詫びとともにボランティアの趣旨を重ねて説明>

・70代夫婦。ご苦労さまです。ちょっと聞いたげて/それはええわ。「週末ボランティア」は…。<玄関に出て応答。予定時刻を遅れて訪問>

・60~70代女性。「ごめんね。うちは関係ないから。」<インターホン越しに応答。予定時刻を遅れて訪問>

・40代?女性。「忙しいので…。」<インターホン越しに応答>

・80代女性。「ボランティア要りません。」
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神戸・週末ボランティア 新生の純正ブログです。

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お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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