第34(新生159)回訪問活動準備(2014/07/11)レポート〈日々新面目あるべし〉

神戸市営住宅・ベルデ名谷。住宅西側の川沿いから毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧くださいまして,まことにありがとうございます。

2014年の夏季も,神戸・週末ボランティア 新生では,「忘れない、寄り添う、「息の長い支援」は神戸から」というテーマのもとで,阪神淡路大震災の被災者が暮らす,神戸市郊外の復興住宅(神戸市営住宅・ベルデ名谷,垂水区)への訪問活動をさせていただくことにしました。今回は,訪問活動前の準備をレポートしたいと思います。
 
前回,3月には,集中して4回の復興住宅訪問活動を行い,その中で,3月22日には「産経新聞」・「神戸新聞」・「毎日新聞」3紙に同行取材していただき,翌23日の「産経新聞」をはじめ各紙朝刊神戸版で紹介していただきました。そして3月30日には,旧グループ以来の仮設・復興住宅訪問通算600回を達成したのとあわせて,〈新生〉以来の訪問戸数も1000戸を超えました。以来3ヶ月あまりを経て,それまでの教訓を活かすべく,万全を期して,今季に臨むこととしました。

神戸市営復興住宅・ベルデ名谷。夏前の夕方のひととき。2013年,夏の終わりに,神戸市郊外にある復興住宅・ベルデ名谷への訪問を始めた際,夏の暑さの中で亡くなられた方の後片付けをされているところに出会ったことから,今2014年は,1回でも,暑さが本格化する前にお訪ねしたいと思っていました。

これは,お訪ねする側のボランティアの健康・安全管理にもなりますが,一方で,学生・生徒の皆さんにとっては,夏休みなどの時間が取りやすい時期ではなく,その前後の多忙な時期に活動スケジュールを組まなくてはならないことから,参加しにくくなってしまっていることは,申し訳なく思っています。

ニーズとのマッチングを図るという場合,これはいかんともしがたい面で,旧グループでの経験からしても,学校の長期休暇のほか,行楽シーズン,連休,年末年始,お盆休みなどの時期は,被災者・住民の方の在宅率が下がっていたり,平素別居している親戚の方などとの団欒の妨げになることが,往々にして見られ,敢えてその時期に訪問をすることに躊躇せざるを得ないものがありました。

今季の訪問活動は,当初7月第1週に計画しましたが,主宰者の都合により第2週の週末に変更し,あわせて,8月末~9月上旬と,昨年同時期の訪問も計画しました。

引き続きのテーマのもと,フライヤーも制作しました。3月の掲載紙面を入れ,文言も簡潔を心がけました。

2014/7/12・13、神戸新聞「掲示板」阪神淡路大震災お話し伺いボランティア募集。神戸・週末ボランティア新生「忘れない、寄り添う、「息の長い支援」は神戸から」そうしたところ,7月第2週前半~半ばには,台風8号が日本列島を縦断するとの予報が出ましたが,週末までには近畿地方を通過しているとの予測のもとで,行うことにしました。

一応早めにプレスリリースをしましたが,参加者募集のご案内が,訪問活動初日の朝刊への掲載となりましたことにつきましては,ご容赦ください。

神戸・週末ボランティア 新生 復興住宅訪問予告ビラ。2014年7月今回は,訪問先のお宅に差し入れる「予告ビラ」をリニューアルしました。4月からの新たな連絡先電話番号メールアドレスを大書したほか,3月の掲載紙面を入れ,文言も解りやすく,誠意が伝わるようにしました。若干文字が増えて余白が少なくなったことから,実際の訪問時に伺ったところから,8月以降については,さらに改良することとしました。

まさに「日々新面目あるべし」です。

これは,秋艸道人の号をもつ歌人で東洋美術史研究者であった會津八一が,学生に示した心構え『学規』の一節です。

秋艸道人(會津八一)『学規』 「一 ふかくこの生を愛すべし  一 かへりみて己を知るべし  一 学藝を以て性を養ふべし  一 日々新面目あるべし」   学規
 一 ふかくこの生を愛すべし
 一 かへりみて己を知るべし
 一 学藝を以て性を養ふべし
 一 日々新面目あるべし
     秋艸道人
 



役立ち学ぼうとする者として心がけるとともに,皆さんにも是非味わっていただきたいものです。

現地での訪問活動の準備は,訪問前日の7月11日(金曜日)の午後に,地元からの参加者の協力のもとで行いました。

予告ビラへの宛名書き7棟1000戸近くの同住宅のうち,これまで訪問したのは380戸ほどで,そのほとんどが低層階で,3月の訪問から中高層階をお訪ねしていますが,今回は,3月にお訪ねしたのとは別の棟・ブロックの中高層階にお訪ねすることとしました。同じ階層であっても,性格の異なった複数箇所をお訪ねするのは,これまでと同様です。

現地での準備のメインが,予告ビラの投函です。まずは階下のポストでお名前やお部屋の配置などを確認させていただき,さらに玄関前の表札とあわせて,お名前が解れば,予告ビラに宛名書きします。

神戸・週末ボランティア 新生 復興住宅訪問予告ビラ。2014年7月、ベルデ名谷。それとあわせて,主宰者名も自署しています。こうして,是非お話しを伺わせてほしいとの,熱意と誠意をアピールするとともに,怪しい者ではないということを解っていただいて,ボランティアとしての信頼関係の構築の端緒になればと思います。

そうして住宅内を廻らせていただく中で,何人かの方にお会いしました。訪問予定先の方もいらっしゃれば,それ以外の方もいらっしゃいました。お会いした方にお声がけしながら,適宜現況などを伺いながら,ボランティアの活動の趣旨を説明し,理解を深めていただき,お伺いした際に安心していただければ幸いです。

実際にお伺いする前に,こうした対話を通じて,私たちボランティアを認識していただき,信頼関係もつくられてゆき,それがやがて充実したものにつながってゆく手応えを感じます。

ご参加,ご協力いただいた皆さんをはじめ,弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアや,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じてご縁をいただいております,すべての皆さんに感謝したいと思います。


この日伺ったところの概略です。

・80代女性。住宅内をぐるっと回ってきて,ここで休んでいるとのこと。ボランティアの趣旨と,今からそのための予告ビラを入れに行くことなどを説明。3月に新聞3紙で紹介されたと言ったら,興味を示されたので,記事のコピーがあるフライヤーを差し上げた。お住まいを訪ねたら,まだ訪問していないところだったので,伺う際はよろしく,と言って別れた。<住宅内の坂道の途中におかれているベンチで休憩のところにお声がけ>

・70代男性。この復興住宅に入居して15年。「とくに困っていることはない」,「別にええで」とのことだったが,入浴用品を持っていたので,「お風呂に行かれるのですか?」と尋ねたところ,そうだとのこと。自宅の風呂は壊れていて,神戸市に言っても修理してくれない。修理を依頼すれば,費用は全部自己負担になってしまうので,修理できないし,しない。<階下のポスト前でお会いしたところで,訪問活動の趣旨を説明>

・70代?男性。階下のポストに付けている南京錠が固くて施錠できないので,押し込んで締めてあげた。訪問活動の趣旨を説明,まだ訪問していないところだったので,伺う際はよろしく,と言って別れた。<階下のポスト前でお会いしたところで,お声がけ>
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 神戸
ジャンル : 地域情報

tag : 訪問 ボランティア 支援 阪神淡路大震災 神戸 復興住宅 傾聴 垂水 秋艸道人 會津八一

コメントの投稿

Secre

プロフィール

神戸・週末ボランティア 新生

Author:神戸・週末ボランティア 新生
 
We love KOBE Weekend Volunteer

神戸・週末ボランティア 新生の純正ブログです。

神戸・週末ボランティア 新生は、宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティアです。寄付や署名の要請、投票依頼、販売行為などはいっさいしませんので、ご安心下さい。

お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

This is 神戸・週末ボランティアYahoo! JAPANカテゴリ登録
されています。

Twitter - welove_kobe
MixiコミュニティMixiページ
掲示板FacebookページGoogle+Instagram
もよろしく!

おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



カテゴリ
Twitter
Facebook
最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QR