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第28(新生153)回訪問活動 (2014/01/18) レポート 〈「希望の灯り」とともに・山へ〉

「1.17希望の灯り」分灯&ベルデ名谷毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。

神戸・週末ボランティア 新生では,「1.17」の翌日から2日間,ベルデ名谷(垂水区)への復興住宅訪問活動を行いました。
 
前週11・12日には,Seaside Versionということで,「希望の灯り」をもって,最も近いところにある復興住宅の一つをお訪ねしましたが,この翌週は,Mountain Versionということで,神戸市内でも,もっとも離れたところの一つに伺うことにしました。

こうした,郊外の復興住宅の一般のお宅に,「希望の灯り」が入ったのは,これが初めてでしょう。

この住宅群へは,昨2013年秋・冬に引き続いての訪問で,訪問先の選定も,継続性をもたせた方針で行いました。

垂水東口・いかなごのモニュメント今回は,旧グループでの訪問活動に,この復興住宅の入居開始初期に参加した方が来てくれました。15年近くの変化は,どう映り,どう感じたことでしょう。

今回も,「1.17」を忘れない!「希望の灯り」とともに 2014というテーマのもとで,「希望の灯り」の分灯とともにお訪ねさせていただきました。ここでも例に漏れず,数年前から震災祈念・慰霊行事ができなくなったり,縮小されたりしていますが,それも単に高齢化や被災者の転出といったことだけによるものではないようです。

そもそも神戸市内各所の被災地から集まってきた(長田区・兵庫区などが目立つ),西区・北区・垂水区などの仮設住宅においてと同様,各々異なった地で,各々異なった被災状況にあった人々が,被災者として一括りにされることに無理があった面もあるのに加えて,1人で静かに祈りたいというのが率直な気持ちという方もいらっしゃるなど,さまざま面に出会いました。

そういった事情も,「希望の灯り」とともに,震災祈念・慰霊行事の「出前」をしながらの「お話し伺い」を通じて,浮かび上がってきます。

近年になって増加しているのがファミリー世代の入居ですが,子どもの誕生・成長を機に公営住宅へ入居するという,一般的な理由からですが,入園・入学や子育て環境に関することなど,そうした世代・家庭ならではの事情も,あわせて伺うことになりました。

被災場所から切り離された地にあって,学校・地域・家庭での震災・防災教育において,震災をどのように教わり,語り,受け止め,理解し,活かしていくか,また,訪問するボランティアとの対話を通じて,双方の理解を深め,相互ケアになってゆくような関係の構築を,あるべき結びあうかたちとしていくことが,課題であると言えます。

新たな活動主体である,神戸・週末ボランティア 新生のスタート以来,活動案内・参加者募集活動報告・記録は,ウェブサイトとSNSのウェイトが高くなりました。あわせて神戸新聞での紹介も,効果的な手応えを感じております。

学生~40代を中心に,旧グループよりも若い世代の参加も増え,年代的にも広がってきています。震災当時子どもであったり,被災していてもあまり記憶がないという人や,当時,学生・生徒で,震災が人生の転機になったという人も少なくありません。

そうした世代の参加者が,自分自身にとっての被災経験を見つめ直したり,周囲の人を含めて,理解を深めたりする上で,貴重な機会になっているのを実感しています。

自分自身が子育て世代に近かったり,訪問先でたまたま出てきた子どもが,震災当時の自分自身に近かったりすれば,同じ目線で聞き,話し,相互理解を深めていく好機になり,ボランティア参加者と訪問先住民-被災者に互恵的関係が,つくられていくのを実感します。

若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」予告ビラやウェブサイトなどの新聞記事「若者にも被災者支援の輪」は,こうした〈新生〉の歩みの中で,いっそうの進化と発展を遂げています。うした機会と場を創造するのも,今日的ミッションでしょう。

お話し伺いに応じて下さった皆さん,ボランティアに参加してくださった皆さんに,改めて感謝したいと思います。

弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアをはじめ,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とも,こうした輪を広げ深めていきたいと思います。


この日伺ったところの概略です。

・80代女性。灘区で全壊。30~40年住み慣れた,表通りから少し入ったところの,車が入れないところだった。結婚以来住み続け,子どもたちもそこで育て上げた。息子が何時間もかけてやってきてくれて,よくしてくれた。電話が通じなかったので,息子は自分が生き埋めになってもうダメかもと思ったらしい。娘も単車で駆けつけようとしてくれたが,途中で進めなくなったとのこと。区内のグラウンドに避難,近くの人で固まっていられたのが助かった。住んでいた家を解体するとき,立ち会うつもりでいたが,気遣う娘の家にいて,息子が撮ってきてくれた写真を見せてもらった。4月からは仮設住宅で過ごしたが,坂が大変なところだった。仮設住宅からが長く大変だった。あの時の寒さが忘れられない。灘区内の復興住宅は全く当たらなかった。この復興住宅に入居して15年。西日が入るが,夏は涼しい。この棟の住人はみないい人で,よくしてくれる。夫婦2人とも,身体の方は大丈夫。膝も大丈夫で,どこへでも行ける。このあたりの土地勘が泣く,,買い物などはバスで名谷まで行くが,友人3人で垂水まで歩いていったことも。この復興住宅に来てからは,いい病院が解らなかったり,行くのが大変だったりしたことから,何度か救急車を呼んで,近くの病院に連れて行ってもらったことも。また,一時入院したことも。被災時まで居たところは,長く住み慣れたところで,想い出もあるが,ここに来てからは1回しか行っていない。近くでたくさんの方が亡くなったし,かつての近所もバラバラになって,すっかり変わってしまった。慰霊行事なども今更…という感じで,足が遠のく。神戸で地震に遭うなんて思ってもみなかった。自分自身の歴史を戻すことが出来たら…。

・20代女性。垂水区で被災。当時はまだ小学生だった。怖かったのを覚えている。2階にいたが,何とか1階に降りて,玄関の近くで家族みんなで固まっていた。落ちてきたものを片付けたりするのが大変だった。住んでいたあたりでは大きな被害はなく,避難もしなかった。学校では給食に変化があって,牛乳が瓶から紙パックに代わったのを覚えている。1月17日が近付くと黙祷したりするようになったが,「しあわせ運べるように」は習わなかった。この復興住宅に入居して4年。高層住宅に住むのはなじめてなので,まだ慣れない。上の子どもが4月から幼稚園に。公立幼稚園を希望していたが,通園に不便なところしかなく,近くまで送迎バスが来る私立幼稚園に決めた。2歳になった下の子どもの保育園を決めるより大変だった。<玄関前でお話し伺い>

・60代女性。西宮で全壊。家から脱出して表に出たら足がつったのを思い出す。翌日からの門戸厄神の厄除け大祭のために出ていた露店などがメチャメチャになったのを覚えている。電話は通じてもものが送れなかった。近くの小学校に避難した。震災の3日後には姪の結婚式があり,三田をまわって大阪まで出て出席した。罹災照証明もらうのが大変だった。仮設住宅では訪問ボランティアをした。炊き出しをしたことも。この復興住宅に入居して1年。1月17日が近付くと震災を思い出して,フラッシュバックすることも。ニュースの写真・映像など同じものを眼にすることもあれば,こんな事もあったの?という感じのものも。東日本大震災では,こんな大災害はもうないと思ったのに,まさか東北で起こるとは…。<玄関前でお話し伺い>

・「本日は用事が出来外出いたしております。近隣の方々とも、親しくお付き合いさせていただき、今のところ、元気に毎日を過ごしております。ご訪問いただき、ありがとうございました。」<シートに代えてお手紙>

・70代女性。地震の時は5*歳だったのに今では70代。19年経つと…。<廊下で通りがかったところにお話し伺い>

・10代女性。学校で震災について習った。「しあわせ運べるように」歌っていた。<インターホン越しに応答>

・70~80代女性。(訪問の趣旨を説明したところ)「いいです。元気です。」<ドアを開けて応答>

・70~80代女性。「ボランティアさんですか? いいです。」<インターホン越しに応答>

・「なにもお話しする事はありませんのでお断り致します。」<自身でシート記入>

・50~60代女性。「別に困ったことありません。」<インターホン越しに応答>

・40~50代男性。「今風呂入ってるので出られない。」<中から窓越しに応答>

・50代女性。「うちはいいです。」<インターホン越しに応答>

・60~70代女性。「結構です。」<インターホン越しに応答>

・60~70代女性。「いいです。」<インターホン越しに応答>
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tag : 訪問 ボランティア 支援 阪神淡路大震災 神戸 復興住宅 傾聴 垂水

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お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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もよろしく!

おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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