第15(新生140)回訪問活動 (2013/07/27) レポート〈猛暑の中で〉

隣接する工場敷地から筒井住宅を臨む毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。たいへん遅くなりましたが,7月27日の復興住宅訪問活動のレポートです。
 
1月,「1.17」前後に,三宮・東遊園地の一角に灯されている「希望の灯り」を伴って始め,3~4月には,東日本大震災以降,この時期に移されることが多くなった行事の合間をぬう形でスケジュールを設定したものに,追加に次ぐ追加をして,パワープレイ~ヘビーローテーションで行ってきた,復興住宅訪問活動は,この間お訪ねしてきた神戸市営筒井住宅の全戸訪問達成を目指して,3ヶ月ぶりに,猛暑の中で再開し,ラストスパートとしました。

今年からの,神戸・週末ボランティア 新生の訪問活動では,旧グループにおいて行ってきたように,棟・部屋番号の順番通りに回るというのではなく,問題意識を元に,必要やニーズが高いと思われるところから伺うことにしました。

これは,問題意識をもって臨むことで,ミッションを明確にするとともに,一期一会の出会いを大切にするためでした。

そうしたなかで,4月に入ったところから,全戸訪問を目指すことに方針を転換し,今季には,そうして残していた約110戸をお訪ねすることにしました。

その問題意識も,季節も変われば,それにふさわしいあり方が求められ ,ただ同じように続けていれば,漫然たるものになってしまいます。

4月13日の支援活動通算600回達成,4月14日の旧グループ1年分相当の訪問件数達成など,春季までの地平に踏まえ,またふり返り,教訓をフィードバックさせるために,必要な時間たるにふさわしいものにすることを,この3ヶ月あまり,自らに課し,然る後に臨むことにしました。

夏季,神戸の地にある被災者をお訪ねし,「お話し伺い」をさせていただくにあたって,そうした方々が,これまでに遭遇した,大小さまざまの災難を,時間軸とあわせて,「都市」という空間的規定の中で理解すべく,「都市型災害」という観点をもってすることにしました。

そこで「今、改めて「都市型災害」を神戸に聞こう!」というテーマを設定しました。

実際には「お話し伺い」をさせていただくだけで,他に何もできないことに,無力さや,申し訳なさを覚えることも,少なからずあり,また,もう少し,時間・人数・資金その他のリソースの余裕があればと,思うこともありましたが,本来のミッションに忠実に取り組む以外にないと,考えて臨みました。

むしろ,愚直に「宗教や政党など全く関係のない民間のボランティア」との原則を堅持することが,この間の活動が受け入れられてきた,唯一最大の理由であったことを,顧みなければならないでしょう。

そこで,これまで予告ビラやウェブサイトにも掲出していた文言の一部を修正し,「寄付や署名の要請、投票依頼、販売行為などは一切行いませんので、ご安心下さい」としました。これは,訪問活動の1週間目が投票日に当たっていた,参議院議員選挙,兵庫県知事選挙に関して,誤解・利用を招かないためでもありました。

弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアをはじめ,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とのご縁に感謝いたします。


この日伺ったところの概略です。

・70代女性。灘区で全壊。借地だったので,その場での再建を断念。近くの娘宅が無事だったので1年ほど身を寄せた後民間住宅へ。15年間住み続けたが家賃が高かった。2年前にこの復興住宅へ。40年以上働き続けてきた。60歳を過ぎても清掃の仕事を続け,65歳を過ぎても1日2時間の仕事をしてきた。白内障のため,最近はほとんど目が見えなくなってきた。薬のせいか,めまいなどがつらい。神戸市内に住んでいる子どもが,何かあったらすぐに来てくれる。子どもや若い人のためにもつましくしないと…。<買い物から帰ってきたところに,玄関先でお話し伺い>

・70代女性。中央区で全壊。避難所では,支援物資の服などは行き渡っていた。ラーメンなど早くくれた。ポートアイランドの仮設住宅で2~3年暮らした後入居したのが,旧公団からの借り上げ復興住宅であったため,,神戸市から早く出て行くように言われ,どうせ移るなら,かつて住み慣れたところの方がいいと,2年前にこの復興住宅へ。ここの生活にはもう慣れた。
「あまり 特に なし。なかなか住宅が当たらなかった。」<自身でシート記入>

・40~50代女性。中央区で被災。被災時に住んでいた家は借地にあったため解体することになり,民間の賃貸住宅へ。この復興住宅へは竣工後間もなく入居。運良く入れた。ここでの生活にはもう慣れた。4人家族で,成人した子どもも同居。子どもたちはここで育ったが,震災の時の記憶はなさそう。数年前,隣接地で異臭が発生したとき,臭いはかなりしたが,(健康被害などはなく)大丈夫だった。訪問時はかなり暑い日だったが,風がよく通るとのこと。

・70代女性。中央区で被災。地方に移って4~5年素gしたあと,旧公団住宅に。家賃が高くて大変だった。この復興住宅に入居して4ンrん。ここはええとこや。<ドアが開いていたので声をかけたが,「身体えらいので…」とのことで,お話し伺いは短時間で切り上げ>

・70~80代女性。灘区で半壊。古い家で,建て替えになったので戻れなくなった。避難所には10月までいた。仮設住宅には行かず,この復興住宅に入居して12~13年。膝が悪くて立っているのが大変。<玄関先でお話し伺い>

・70代?男性。兵庫区で被災。リウマチのため,あちこち関節が痛い。身体中悪いところだらけで,病院通いばっかり。<中から姿が見えたので声をかけたら,しばらくしておいで下さった>

・90代女性。「私もう9*やもん…。腸が悪いけど,それ以外は元気」。冷たいものとか食べられないものがあって不便している。

・「私わどなたともお会ひしませんのでよろしく。ボランティアわいりません。H25.7.27日」<自身でシート記入>

・70代?男性。「アンケートですか? ちょっとしんどい8ので…。」<インターホン越しに応答>

・50~60代男性。「ちょっとしんどいねん…。」<インターホン越しに応答>

・60代?女性。「私,忙しくて暇ない。」<ドアのアルミ製鎧戸越しに応答>

・70代?男性。「結構です。」<インターホン越しに応答>
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tag : 訪問 ボランティア 支援 阪神淡路大震災 神戸 復興住宅 傾聴

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神戸・週末ボランティア 新生の純正ブログです。

神戸・週末ボランティア 新生は、宗教や政党などまったく関係のない民間のボランティアです。寄付や署名の要請、投票依頼、販売行為などはいっさいしませんので、ご安心下さい。

お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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