第11(新生136)回訪問活動 (2013/04/06) レポート〈花散らしの荒天の中で〉

P4065265s.jpg毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。不定期でささやかな活動となった神戸・週末ボランティア 新生ですが,3月に続いて4月前半も集中的に取り組むこととし,1週目の週末にも土曜日・日曜日と続けて行うことにしました。
4月に入ってからも,忘れない、寄り添う、「息の長い支援」は神戸に聞こう!のテーマのもと,3月にパワープレイ~ヘビーローテーションを敢行した地平に踏まえ,訪問活動を続けることとしました。

早くに暖かくなり,桜もはや満開を過ぎた今春ですが,今週末の訪問活動は荒天の中で行いました。訪問先を選定し,予告ビラを入れさせていただいたのは,4日(木)の夜でしたが,その時点で,ある程度天気が崩れるとの予報もありましたが,慎重に判断(ただし,神戸市を中心にした兵庫県南部に警報が出れば中止にするつもりではありました)して,予定通りに行うことにしました。

やはり,荒天の中とあっては,安否確認的な,簡単なやりとりに終始するところが多く,ご負担・ご迷惑もあったと思います。そうした中にあってもお話し伺いに応じて下さったことに,改めて感謝したいと思います。

こうした,荒天という悪条件は,天がもたらしたひとつの試練ととらえなければならないでしょう。安全のための中止という判断を下す勇気も,場合によっては要求されます。敢えて行うなら,その意義と理由を,ヨリいっそう明らかにしなければならないでしょう。

そうした中であるか否かにかかわらず,活動の意義や存在理由は,常に問われてきます。

伺ったところから知り学ぶことはもちろん,それを通じて,お話し下さった方に,お役に立たせていただくことが,まず求められますが,東日本大震災以来,「息の長い支援」が言われていますが,そうであるが故に,その内実は,阪神淡路大震災以来,これまでの被災者が,痛切に,身を以て,体験してきたことです。それを今伺うことは,まさに今日的課題です。

それが,これまでの被災者が,長い年月の中で深化させてきた状況を作りかえていくことはもちろん,新たな,これからの被災者のためにもなるのです。そして,新たな,これからの被災者への支援は,これに直接関わる存在だけでなく,今まさに,お話しを伺わせていただく,これまでの被災者もまた,それを通じて担い,なし得る存在ともなっていくべき存在なのです。

ただ,一方的な,勝手な思いをぶつけるだけでは,今,難儀している人の迷惑・負担にしかなりません。それが,役立つ有効な情報とすることで,支援につながってゆくでしょう。そうした中で,さらなる交流が生まれれば,望外の喜びです。


この日伺ったところの概略です。

・80代男性,一人暮らし。中央区で被災。1日だけ近くの学校に避難して支援物資などをもらった。震災時に住んでいた市営住宅に大した被害はなかったが,しばらくは水やガスなどが使えず難儀した。そうした状態がいつまでどれだけ続いたかは,もうよく覚えていないところも。妻を13年前に亡くしたが,震災との関連ではない。その市営住宅が建て替えになったのを機に,この復興住宅へ入居してもうすぐ5年。他の市営住宅に移ることや,建て替えた市営住宅に戻る選択肢もあったが,ここに住んで良かったと思うようになった。40年間鉄鋼関係の仕事をしてきた。80歳を過ぎて体のあちこちが悪くなり体力も落ちて,自転車にも乗らなくなり,通院以外での外出は,よほど用事がない限り,しなくなった。子どもたちは皆神戸市在住か在勤だが,めったに尋ねてこない。ここでは近所づきあいもなく,老人会のようなものも活動していないようだ。いつも退屈で寂しい。最近のテレビはつまらない。

・70代女性。北区で全壊。古い借家だったので,被害に遭ったが,ケガなどはなかった。中央区の施設に避難下が,支援物資などは遅れながらも来た。ポートアイランドの仮設住宅を経て,この復興住宅へは竣工当初から入居。ここでの暮らしにとくに不便は感じていない。

・60代?男性。灘区で全壊。北区の仮設住宅を経てこの復興住宅に入居して14年。<詳しい被災状況をお尋ねしたところ,奥から若い男性が「そこまで言わんでええ」とのことで切り上げ>

・少年。学校では震災について,少しは教わっている。(勤務先の学校が避難所になった)先生が,炊き出しなどをするボランティアが大変だったと言っていたのを覚えている。

・50~60代女性。(震災についてお尋ねしたところ)「もう別にいいです。今忙しいので…。」<玄関横の部屋の窓越しに応答>

・60~70代女性。「結構です。せっかくですけど…。」<インターホン越しに応答>

・60代女性。「別に今のところ困ったことはないです。」<ドアを開けて応答>

・少女。「今親がいないのでわからない…。」<インターホン越しに応答>

・60~70代女性。「関係ありません。」<インターホン越しに応答>

・50~60代女性。「結構です。」<インターホン越しに応答>

・空室。<空家改修工事中の張り紙あり>
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

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神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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