第10(新生135)回訪問活動 (2013/03/31) レポート〈日曜日の訪問活動も定着〉

P3315245s.jpg毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。不定期でささやかな活動となった神戸・週末ボランティア 新生ですが,3月は集中的に取り組むこととし,5週目の週末にも土曜日・日曜日と続けて行うことにしました。
今回で最終日となりましたが,3月のテーマは「3月だから忘れない、3月だから寄り添う 「3.11」から2年「息の長い支援」は神戸に聞こう!」です。

おかげさまで,神戸・週末ボランティア 新生になってから始め,3月に入って重ねてきた,日曜日の訪問活動も,定着してきたように思います。お話し伺いに応じて下さる割合は,とくに大きな違いはないと思われますが,土曜日の訪問とは違った趣もあるように思います。

土曜日には,お仕事に出ておられる方,通院・デイサービスなどでご不在な方にも,お話し伺いに応じていただけるなど,以前の,従来の活動形態では解らないことも,伺うことができるようになりました。

これまで,寒中に表で待っていて下さる方もお出でになりましたが,暖かくなった今日,お部屋に上げていただいて,長時間にわたる,充実したお話し伺いを,多く実現するようになりました。

休日ゆえ,普段は別居されているご家族もお見えになり(その邪魔にならないようにとの配慮から,従来は日曜日の訪問は遠慮させていただいていた面もありますが),お話し伺いに協力して下さった方もいらっしゃいました。

重ね重ね感謝したいと思います。

お伺いする時間帯は,午後2時から5時の間と,予告ビラに記していましたが,時間オーバーとなり,予定の時間を過ぎてから遅くお尋ねした方には,申し訳なく思います。遅くなっても,失礼を承知で,しかられるのを覚悟の上で,伺いました。待っていて下さった方に申し訳ありませんので。

3月の訪問活動は,今回までに7回行い,その間に250戸を廻らせていただきました。これは,この復興住宅の半数近くになります。スケジュール追加で,パワープレイ~ヘビーローテーションで,集中的に訪問活動を敢行しました。そうした積み重ねから,好意的にむかえて下さる方が増えていったことを,ありがたく思います。

このところ,暖かくなり,春休み中ということもあって,外で遊ぶ子どもの姿もやや目立ち,そうした子どもたちにも,ボランティアが訪問する姿が見え,呼びかけの声が聞こえているようです。学校でも,震災について教わっているでしょうが,実際,現に活動しているボランティアの姿を直接目にする機会は限られます。私たちの姿が,そのままボランティアに対するイメージを形成し,理解する契機にすることもあるでしょう。そうした教育面も配慮し,活動中の言動にも注意したいと思います。

弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアをはじめ,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とのご縁に感謝し,2年前の東日本大震災で犠牲になられた方もご冥福をお祈りし,被災され,今なお生活再建の途上におられる方々に,阪神淡路大震災の被災地・神戸からの声が,何かのお力になり,お役に立てることを願っております。


この日伺ったところの概略です。

・80代男性,90代女性と同居して30年以上。早朝4時半に起きて2人で散歩するのが日課だったが,震災の日は行く気がせず家にいた。今まで声を荒げたり汚い言葉をかけたことがなかった男性が,地震が発生したとき「こら,オカン!立つな!危ないぞ!」と言ったおかげで,2人とも負傷せずにすんだ。近くの学校に避難したが,人の足を踏んではいけないと,室内には行かず,廊下で寝た。中央区内の仮設住宅を経て,中央区内の復興住宅へ入居したが,借り上げ復興住宅だったため神戸市から移転を求められ,この復興住宅に移ってきて,この5月で2年になる。ここはラジオの電波が入りにくい。男性は目が不自由だが,色々なことに興味を持ち,音声認識を利用してパソコンも自由に操る。昔の人間だからインスタント食品は嫌いで,女性がつくる理が美味しい。男性は少年時代に失明したが,それまでも色々なものを見て覚えている分,生まれつき見えない人よりは恵まれていると思う。外出時は女性が杖代わりだが,博識で器用な男性が色々なことを教えて食えるなど,助け合って,支え合って暮らしている。<お部屋に上げていただいて1時間余りにわたってお話し伺い>

・40~50代男性。長田区で半壊。ライフラインは全てシャットアウト。山の上の方だったので,最後の最後まで復旧しなかった。震災で火の手が上がり燃え上がるさまを眼下に見た。中央区で被災した両親のもとへ駆けつけたが,向かう途中「もうあかんわ」と思ったが,近くまで来ると倒壊せずに残っている家屋もあって,望みをつなぐことが出来た。1週間後には仕事に。もっと休んで親の世話をしたかった。また,当時1歳の子どもを抱えての避難生活であった。同じ被災地であっても,地域性や人間性の違いを痛感した。電気や水道が復旧すると(まだニーズがあっても)ボランティアが来なくなった。もっと上手く回せば良かった。

・30~40代男性。長田区で全壊。住んでいた家は基礎と上屋がずれて,家としての用をなさない状態になった。近くの学校の避難所に行こうとしたが,近所の人から,病気が流行っていて酷いからやめた方がいいと言われ,そのまま家にとどまった。食糧などの支援物資は近所の人がもってきてくれた。身内の知人がもってきてくれたガスボンベなどを使って,ライフラインが全く使えない家で調理していた。北区の仮設住宅から大阪まで仕事に行っていた。この復興住宅には竣工当初から入居したので15年目に。隣接地から異臭が発生したとき,ここまで臭わなかったので大丈夫だった。病院から帰ってきて間もないところでお話し伺いに。

・70代?女性。中央区で被災。建物の被害もほとんどなく,自身も負傷しなかったが,ものが落ちてきたり家具が倒れてきたりして怖かった。水屋(食器棚)はメチャクチャに。近くの学校で避難生活を送った。今は友人がいない。長田区で全焼した家で亡くなるなど,被災時に犠牲になったほか,多くの友人が市営住宅である復興住宅で亡くなった。東日本大震災の被災者も大変だと思う。近くで火災が発生したとき,消防士が連れてくれたので,無事避難できた。週2回,ヘルパーに掃除などの家事補助をしてもらっている。

・40代男性。中央区で全壊。近くの学校に避難したが,子どもを連れての避難生活は大変だった。灘区の仮設住宅へ。復興住宅になかなか当たらず,やっとのことでこの復興住宅へ。上の子ども2人は成人しているが,末っ子はまだ小学生で,震災を経験していない。人と防災未来センターに連れて行ったら怖がっていた。学校では避難訓練はしょっちゅうしているようだが,防災教育はしっかりしていないのでは? 隣接地から異臭が発生したときは大丈夫だった。お話し伺いの終わり近くには奥さんも顔を出した。

・70代女性。中央区で全壊。近くの小学校に避難したが,震災の日は,近くの公園で,倒壊家屋の柱などを燃やして暖をとって一夜を明かした。北区の仮設住宅を経てこの復興住宅へ。自らも被災しながらも駆けつけてくれた息子夫婦は,今も休日ごとに来てくれている。少女時代,故郷で遭遇した大水が忘れられない。水量が少ないときなら5mもない川幅が100mにもなり,恐ろしく,まさに生き地獄だった。<お部屋に上げていただいて1時間余りにわたってお話し伺い>

・40代男性。中央区で被災。一時近くの学校に避難した。被災した家や近くの民間マンションを経てこの復興住宅へ入居して10年。被災後3回の引越をした。隣接地で異臭が発生したとき大丈夫だった。

・50~60代男性。(「今,お困りのことは?」という質問に対して)「それは今のところ大丈夫でございます。」<インターホン越しに応答>

・50代女性。北区で全壊。親類宅などを転々とした後,この復興住宅に入居して10年。<来客中のため短時間で切り上げ>

・70~80代男性。「今困っていることはない。(震災のことは)勘弁して。」<ドアを開けて応答>

・男性。(訪問の趣旨を説明したところ)「大丈夫です。」<インターホン越しに応答>

・70代?女性。「今,昼ご飯なんですけど…。」<インターホン越しに応答>

・女性。「今,ちょっと介護してます…。」<室内から応答>

・50代?女性。「結構です。」<インターホン越しに応答>

・男性。「結構です。」<インターホン越しに応答>(2件)

・少年。「今,親がいないので…。」
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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