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第6(新生131)回訪問活動 (2013/03/10) レポート〈「3.11」から2年〉

yokoku201303.jpg毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。不定期でささやかな活動となった神戸・週末ボランティア 新生ですが,3月は集中的に取り組むこととし,2週目の週末にも続いて行うことにしました。
3月の取り組みにおけるテーマは「3月だから忘れない、3月だから寄り添う 「3.11」から2年「息の長い支援」は神戸に聞こう!」としました。とりわけ「3.11」に近いこの週末には,土曜日・日曜日と続けて取り組むことにしました。

今回も,昨日分とあわせて,訪問予定のお宅への予告ビラを,前回,3月2日の訪問活動の時に投函したこともあって,予め心づもりをして下さった方も目立ち,充実したものとなりました。敢えてこの時期にやってくることの意義とメッセージが,お話し伺いに応じて下さった方も,そうでない他の方も含めて,理解され伝わっているのを感じます。

前日の暖かな好天からは変わって,やや不安定な天候の中でしたが,無事この日のミッションを追えることができました。

昨年までの訪問活動においては,専ら土曜日の午後を訪問活動にあててきましたが,この1月に連休最終日の祝日に行ったのに続いて,この日初めて日曜日に行い,いずれも,曜日の違いによる特段の大きな違いはないとの感触を得ました。むしろ,これまで土曜日の午後には都合の悪かった方からもお話しを伺う機会もできることでしょう。

これまで,このようなボランティアの訪問を受けたことがないという方,今になってやっと話すことができたという方など,阪神淡路大震災から18年を過ぎた今日,新たな出会いが創り出されることは,感動といっていいものすらあるでしょう。

かつては,ボランティアの訪問を心待ちにしされ,積もる話を何時間も伺うということは珍しくなかったのですが,震災後数年を過ぎたあたりから,そうしたことはほとんどなくなっていました。しかし今回,10年以上ぶりに,終了予定時刻を1時間以上越えてのお話し伺いをさせていただきました。

今2013年に入ってからの訪問活動では,主宰者である私は,予定させていただいたお宅を全戸,親しく廻らせていただいており,手分けした後で集約するという形はとっておりません。予定した午後2~5時を,ほとんどフルに訪問にあてさせていただいています。1月の訪問活動では毎回20戸台だった訪問件数も,3月は30戸余りに増やしました。活動としてのクオリティ面や,毎回の出会いと,一人一人から伺ったことに受け止め向き合う姿勢を大切にする上では,このあたりでおさえるべきかと思います。

訪問活動を定期化することは困難ですが,その分,しかるべき時に集中して行うのもひとつの方法かとも思います。

この予告ビラでは,「宗教や政党など全く関係のない民間のボランティアです。寄付要請や販売行為などは一切行いませんので、ご安心下さい。」と大書してあります。昨年までのグループでも同じような文言がありましたが,ボランティア参加者が全て常にかくあったかというと,必ずしもそうではありませんでした。かくあらしめることは,最後まで追求された課題でした。

それにたいして,今年からの神戸・週末ボランティア 新生は,まさにその通りのものとして出発しました。これまで,未知の外来者に不信感を抱いておられた方も少なくなかったでしょう。そうした住民の方々にも,信頼関係が生まれているのを実感しています。

また,宗教・政治勢力と無関係であることを強調するあまり,信仰・支持される方からのお話し伺いが難しくなるかといえば,そのようなことはなく,むしろ逆でした。信仰を通じて元気になり感謝をもって日々過ごされているさまを生き生きと語る姿に接し,お話しを伺う側も元気をもらい襟を正すこともあれば,かかるコミュニティでのサポートから漏れている方の現状を,率直に伺うこともありました。

まさに訪問ボランティアが,用いられることを喜びとし,お役に立てることに感謝をもってすべきことが,ここにあるといえるでしょう。

予告ビラは,最初の出会いをよきものとするために,活動を進める中で改良し,訪問先にあわせてカスタマイズしています。そのためには,毎回の訪問活動を顧みることが大切です。ということで,この日は,2週間後の訪問予定先への投函は見送りました。

集中して行う中にあっても,冷静にふり返る時間を大切にすることで,次に活かしたいと思います。


この日伺ったところの概略です。

・80代女性。中央区で全壊。地震の時はテレビが頭に当たって負傷。夫は自身も埋まりながら,先に周りの人を助けるように言った。やっとのことで避難所に行ったら,被害が少なかった人が布団を敷くなどして場所取りをしていたため,過ごせる場所がなかった上に,支援物資ももらえないままだった。3月頃は,まだガスが使えず,カセットボンベで調理をしていた。罹災証明などの書類をもって手続にいったらニセモノ扱いされるなどしたため,避難所には最後までいた。ポートアイランドの仮設住宅では,声をかけてあげていた人が孤独死し,それを報じた新聞の切り抜きを大切にもっている。この復興住宅へ入居したばかりの頃は動くのもたいへんなほどだったが,いい医者を紹介してもらったおかげで,最近では自由に動けるように。何種類もの薬を,1日に何度にも分けて飲まねばならず,薬でお腹いっぱいになって,ごはんがあまり入らないほど。早くに父を亡くし,少女時代,敗戦後間もない大阪へ。その頃からの信心が心の支え。震災時の支援はほとんど受けられなかったが,自分自身とともに,組織や指導者が若々しかった当時を懐かしんでいる感じ。隣接地で異臭が発生したした時,その前段階の解体作業の粉塵で喉を痛め,苦情を言っても取り合ってもらえず,喉の薬を飲んでしのいでいたが,その後も味覚や目に異状を覚えた。<訪問が遅い時間になったにもかかわらず,お部屋の前に出て待っていてくださった。>

・60代女性。北区の仮設住宅2箇所であわせて4年過ごし,最後になって,隣近所がいなくなるまでいた。この復興住宅に入居して13年。仮設住宅は不便な場所にあったが,当時は単車に乗っていたので,買い物などにはあまり不便しなかった。被災当時はまだ若かったのでがんばれた。長年洋裁の仕事をしてきた。復興住宅だが,家賃が上がってゆくのがたいへんで心配。

・80代女性,一人暮らし。近くの別の復興住宅で10年過ごした後,この復興住宅に入居して1年。シルバー枠で入居したので,子どもと一緒には住めない。この日は薬をもらいに行った。ここは薬局が近いので便利。近くの病院へもよく行く。ヘルパーに来てもらったりせず,食事などは自分で作る。外出時は杖を使用。<お部屋の前でお話し伺い>

・70代女性。被災時はまだ若かったのでがんばれた。(震災後18年を経ての訪問活動にたいして)東日本大震災もあってもっとたいへんなことだし,いつもまでも甘えていても仕方がない。前を向いて,がんばらなくては。最近は足腰が痛い。

・60代?女性。訪問の趣旨を説明したところ,「(震災のことではなく)もっとええ話しかと思ったのに…」<インターホン越しに応答>

・「LSAの方が居られるので,現状では何の不自由もありません。」<自身で支援シートに記入>

・40代男性。訪問の趣旨を説明したところ,玄関まで出てこられて「ええわええわ」。

・女性。「本人が留守なので判らない。」<インターホン越しに応答>

・女性。「今,私,体調が悪いので…。」<インターホン越しに応答>

・女性。「人が見えてますので…。」<インターホン越しに応答>

・男性。「別にいいわ」<インターホン越しに応答>
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テーマ : 神戸
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tag : 訪問 ボランティア 支援 阪神淡路大震災 神戸 復興住宅 東日本大震災

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お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

メールお待ちしています。


当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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