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第528(新生86)回訪問活動

毎度「This is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。

弊サイトやMixiコミュニティFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とのご縁に深く感謝いたします。

弊サイトは2011年5月よりhttp://kobevolunteer.web.fc2.com/に移動し,「役立ちと学びのネットワーク」として,その輪をいっそう広げていきたいと思っておりますので,よろしくお願いします。
去る3月11日に発生した東日本大震災およびその後の諸々の災禍に遭われた方々に,改めてお見舞い申し上げますとともに,犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

今回の訪問活動の翌週はゴールデンウィークですが,この時期の関西では,福知山線脱線事故,朝日新聞阪神支局襲撃事件などについても,改めて想起し,その犠牲者の冥福を祈ることを忘れてはならないでしょう。

東日本大震災発生から4度目となった,4月23日の訪問活動は,参加者12名,うち初参加3名と,前回に続き2桁の実質参加者を数えることとなりました。神戸新聞を見て来られた神戸地元の方のほか,仙台での支援活動の準備にと,徳島から高速バスで来られた方もいました。いずれも,阪神淡路大震災の被災者・被災地に寄り添う,役立ちと学びの姿勢に,改めて感心させられるものでした。

こうした役立ちと学びの姿勢は,お話し伺いの結果にも現れているとともに,その真摯な姿勢が,同時にグループの雰囲気にも,落ち着きと和みをもたらしたといえるでしょう。

新たな参加者の気づきを通して,私たちもまた「お話し伺い」のあり方や方法にも,フィードバックさせていかねばなりません。傾聴ボランティアのコツについて震災状況の聞き取り(参考メモ)においても,情況によっては,相手を傷つけたり,心をかきむしったりするような,また,己の都合で人やその言辞を利用するような部分があることが解ります。そうしたものについては,慎重に運用するなり,改めたりしてゆくべきでしょう。

一方で,前々回まで2度にわたり,東日本大震災の被災者へのメッセージなるものをひねり出そうという者もいましたが,そうした,被災地・被災者を利用しようという立場からは,都合の悪い,ネガティヴな「お話し伺い」も多く聞かれました。

そもそも,自分の思いをぶつける対象として,楽しみの手段として,政治や宗教のためなどと,利用もさまざまでしょうが,いずれにせよ,役立ちと学びの立場とは相容れない,まさに正反対といっていいでしょう。これからも,いっさいの利用する立場・存在には,断固たる態度で臨みたいと思います。

そうしたお話し伺いが実現したのは,阪神淡路大震災の被災者に寄り添い,役立ちと学びの姿勢が理解され,受け容れられ,信頼関係が構築されたからにほかなりません。何ら都合が悪いところもなく,ネガティヴでもないばかりか,まさしく心を通い合わせた中での,ポジティヴなものにほかなりません。

なかでもとりわけ厳しい見方をしていた被災者・住民の方は,現在60代,まだ「高齢者」と呼ぶのはいかがかと思われるとともに,阪神淡路大震災当時は現役世代で,セイフティ・ネットから抜け落ち,ひたすら「自助努力」を強いられてきた世代であるといえます。

仮設住宅での「孤独死」が顕著でもあった,この世代に関する問題提起は,2008年1月5日の「訪問活動450回記念 追悼と討論の集い 13年目の被災地から ~「高齢者」となった被災者のこれまでとこれからを中心に~」において行ったものでもあります。

今回,そうした世代の率直な声に,改めて素直に耳を傾けることを通じて,ここでの役立ちと学びを,新たなメンバーと共有し,新たな,ヨリいっそう深めることができました。

まさに,「論語」學而篇の冒頭の有名な一節「子曰、學而時習之、不亦説乎 〔子曰(のたま)わく、学びて時にこれを習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや〕」です。

予定された訪問活動を終えた後,初参加のメンバーとともに,訪問活動に協力いただいている住民の方を訪ねてお話しを伺い,また併行して,参加者有志で,さらにこの2日後にも私を含めた参加者とともに,転院した倉谷さんを見舞ってきました。


この日伺ったところの概略です。

・60代女性,一人暮らし。一部損壊のため公的支援は受けられず。子どもが成人した後夫と別れた。3年前まで病院に勤めていたが,待遇が悪く,精神的苦痛もあって辞めた。労働条件・待遇は年々悪化している。東日本大震災の被災者には,神戸では津波はなかったが被災した人は我々と同じと思う,としながらも,過剰な支援がかえって働く意欲を削ぐ毒になるのではとの厳しい見方も。

・80代女性,70代夫と夫婦2人暮らし。中央区で全壊。避難所暮らしはあまりせず,宮崎県営住宅を経て西区の仮設住宅で2年ほど過ごす。友人もでき,気が休まった頃にこの復興住宅へ。今は腰痛でままならないが,少し若い頃は,この階下で盆踊りの練習をして神戸まつりに参加していた。同じ仮設住宅にいた者同士でここに入居したかった。4月から家賃が徐々に上がる。ご主人は,訪問時は,風邪とのことだったが,階下の花の世話を一人でしているとのこと。

・60代男性,夫婦2人暮らし。長田区で一部損壊。地震のとき,寝ていたところにグーという音がしてだんだん音が大きくなり,2~3分後に縦揺れがきた。背中に本棚が倒れてきて,奥さんに助けられた。芦屋で経営していた雑貨店が入っていたビルが全壊したが,住民票を置いていなかったため義捐金などは出ず。商品などを取り出して仮設店舗で営業した。行政は冷たかった。6年前に仕事を辞めた。人間が信じられなくなり,ストレスから網膜剥離になり,一時は目が見えなくなった。東日本大震災の被災者には,頑張ってとはいえない,人の気持ちと絆を考えて,相手のことを大切にしてほしいと。

・60代男性,一人暮らし。長田区で全壊。近くの小学校がいっぱいだったので須磨区の体育館に避難し,六甲アイランドの仮設住宅へ。震災のストレスで脳梗塞に。7回倒れたが,意識がなくなり全身が動かなくなることも2回あった。少しろれつが回らないので喋りにくい。今は病院が通いの日々。タバコと酒はやめていて,そのおかげで少し不自由ながら生活できている。右手が少し不自由で字が書きにくい。震災後はトレーラーに乗って全国を走っていた。後にタクシー運転手を10年。当時は知らなかったが,この復興住宅に同僚が住んでいて,まだ仕事を続けているようだ。東日本大震災の被災者には,頑張れとよく言うがどうしようもない,頑張れと言えない,と。

・60代男性,夫婦2人暮らし。長田区で全壊。全壊した文化住宅からは自力で脱出した。近所の人を数人助けたが,新聞配達中の人が倒れた家の下敷きになって逃げられず,そのまま焼死したのが忘れられない。娘の知り合いも亡くなった。近くの小学校に避難,現在介護職に就いている娘とともに避難者を世話するボランティアをしていた。ポートアイランドの仮設住宅を経てこの復興住宅へ。近所つきあいはほとんどない。この住宅で清掃活動をしていたら「お金をもらっているのでは?」と言われたので辞めた。現在は夫婦で大学の清掃の仕事に行っている。安くていいと,昼食を学食で食べることも。お金に困る,ため息ばかりつく,国民年金だけでは食べていけない。東日本大震災の時は,震度2で,蛍光灯のヒモが揺れたぐらいだが,阪神淡路大震災を思いだしたようだ。

・70代?女性。「ちょっとしんどいので…」と,インターホンで簡単に安否・近況確認。

・「何も話したく有りません。体も健康ではありません。ごくろう様です。」と自ら支援シートに記入。
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お問い合わせ、ご相談、参加申込などの
メールはこちらからどうぞ。

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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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