第564(新生122)回訪問活動 (2012/11/10) レポート

毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。
11月10日の復興住宅訪問活動は,常連参加者に,弊サイトをご覧になった方をはじめ2名の初参加者を迎えて,8名で行いました。

朝夕冷え込むようになりながらも,好天の日中はそれなりの暖かさというコンディションの中で行いましたが,残念ながら,お留守の方や,来客中などで,お話し伺いに応じていただけないところが少なくないという情況でした。

そうして早くに訪問活動が終わったため,参加者一同で,この数年間にわたって復興住宅内の自室を私たちの活動に提供していただいていながら,昨年来具合を悪化させ,今春期からは特養ホームに入所されている方を見舞い,語らいのひとときをもちました。

終了ミーティングにおいても,集約すべきことが限られている中にあっても,学びに活かすことにおいては,大きな成果があったというべきでしょう。

通常お話しを伺うには,高齢者~中高年といった年代層が多いのですが,時には阪神淡路大震災を経験していない,もしくはその記憶がほとんどない年代の方と話すこともあります。そうした場合でも,一度は震災のことをお尋ねするようにしている以上,何らかの形で話しを向けてみますが,自身の直接経験ではなくても,学校や保護者,地域においてどのように震災について教わり,理解しているかについて聞くことを通じて,参加者自身の震災に対する認識や,子どもの教育についての認識を深めるきっかけにすることもできるでしょう。

どのようなことを,いかに学ぶか,これは,私たち一人一人が,毎回問われている課題です。

今回もまた,活動に臨む姿勢について,有益な資料があったので,紹介しました。

有名な“ cool head but warm heart ”という言葉ですが,様々な領域で求められるべき資質や姿勢として説かれることが多いものです。もともとは経済学者のアルフレッド・マーシャルが,ロンドンの貧しい人々の姿を目の当たりにして経済学を修めようと決意したことを,

「冷静な頭脳と温かい心( cool head but warm heart )を持ち、周囲の社会的苦難と格闘するためにすすんで持てる最良の力を傾けようとする・(中略)・そのような人材の数が増えるよう最善を尽くしたい」



といった文脈で述べたものです。そのすぐれた解説を紹介し,名言を味わってみました。いやしくも難儀している人々に寄り添おうとする者にとっては,忘れてはならないものといわねばなりません。往々にしてこれに相反するどころか,それをも超えてほど遠い " Hot head and cold heart " で突っ走ったりするようなこともありましたが,かかるあるまじき愚に再び手を染めたりすることのないよう,肝に銘じたいものです。

そしてそうしたものを,活動に直接参加するメンバーだけでなく,弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアをはじめ,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とも,その輪を広げ,共有できればと考えています。


この日伺ったところの概略です。

・70代男性,夫婦2人暮らし。東灘区で全壊。被災後北区の仮設住宅に最後までいたので,4年間ほど住んだことになる。復興住宅の抽選になかなか当たらなかったので,神戸市から,この部屋をあてがわれたような感じだ。妻が緑内障で,入退院を繰り返している夫が,何でも杖代わりになっているような感じ。何より心配なのは,この部屋が借り上げ復興住宅であるため20年で出て行かなければならないこと。できたらここで最期を迎えたい。玄関扉を半分ほど開けてお話し伺いに応じてくださった。

・60代男性,夫婦2人暮らし。灘区で全壊。「現在通院中(2人)。この住宅は20年の借り上げで,残り7年,その後の事が心配です!(やっと,色んな面でなれたので)」

・10代女性。両親は外出中。学校で震災のことを少しは教わっている。両親から震災のことを詳しく聞いたことはないが,大変だったらしい。

・震災には遭っていない。越してきたばかりなので(特に話すことはない)。

・女性。「人が来ているので…」<インターホン越しに応答>

・男性。「結構です。」<インターホン越しに応答> (2軒)

・男性。「先々週,越してきたばかりで…」
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

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1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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