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第563(新生121)回訪問活動 (2012/10/27) レポート

毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。
10月27日の復興住宅訪問活動は,常連参加者5名で行いました。訪問活動後の終了ミーティングの場には,古い参加メンバーが,慰労に訪れ,感謝のひとときとなりました。日も短くなってきたものの,冷え込みもさほどでない,過ごしやすい天候の中,多くの貴重なお話しを伺うことができました。

中には切実なお話しも少なくありません。訪問させていただいている住宅には,借り上げ復興住宅が少なからず含まれており,それに関する不安・不満の声は,いっそう切実さを増しています。私たちに話すことで,或いは気持ちをぶつけることで,少しは気持ちを楽にしていただくと共に,こうした情況に学び役立つことが少しでもできればと思う次第です。

今回もまた,活動に臨む姿勢について,有益な資料となる新聞記事があったので,紹介しました。

神戸・週末ボランティアのあゆみをふり返れば,会社員や学生などが休みを利用して活動に継続的に参加しやすくなるようにということで,活動時期を決めていったのですが,そうした参加者が,そうした活動時期をとることで,いかにあるべきかという議論は,長らくされないままになってきたのみならず,そうした原点を忘れ,あるべき方向からいかに外れていったかについての否定感も,ないままになってきました。

2012年8月23日の毎日新聞の「ひと」で「週末に「シティー」をガイドする銀行員」が紹介されています。そこにある「見返りを求めないことこそ尊い」,「プロの技量をしのぐアマチュアリズム」を大切にする英国紳士的な姿勢や,仕事とボランティアが「互いにいい影響を及ぼし合っている」ような関係の構築などは,まさに,ボランティア参加者一人一人が目指し身につけ,そうしたメンバー同士がお互いの活動をリスペクトし賞讃しあえるグループの気風を樹立できるようにありたいと思います。

そしてそうしたものを,活動に直接参加するメンバーだけでなく,弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアをはじめ,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とも,その輪を広げ,共有できればと考えています。


この日伺ったところの概略です。

・80代男性。東灘区で全壊。壊れた家の下敷きになって,被災後4時間も埋まっていた。上からかけてくれる声はよく聞こえたのに,下から叫んでも聞こえていなかったようだ。近くで,5人並んで埋まっていたが,1人だけ助かったこともあった。交通が不便な中,大阪まで行って,手や腕に皮膚移植の手術をした。六甲アイランドの仮設住宅には4年以上いた。この復興住宅に入居して14年目。ここに来たばかりの頃は,自転車であちこちに出かけていたが,やがて脳梗塞で倒れ,あちこちがしびれたり,味がよく判らなくなっている。色々なお世話役をしてきて,先日,5名ほどの東京の女子高生が話しを聞きたいとやってきた。老人会も続けており,本当に女性の一人暮らしが多いと感じる。身体が動けば,友愛訪問活動などをもっとやりたい。例年1月17日には東遊園地で「1.17」のロウソクを立てていたが,来年は摩耶埠頭でしてみようと思っている。

・80代女性。東灘区で全壊。一人暮らし。六甲アイランドの仮設住宅に4年いて,ようやっとこの復興住宅へ。やっとの思いで入れたこの部屋だが,借り上げ復興住宅のため,数年後には出て行かねばならない。URと直接契約して住み続けるのは,年金暮らしでは難しい。今年の抽選に外れ,移転先は決まっていない。年を取って引越しするのはたいへん。今かかっている医者に通い続けたいので,遠くには行きたくない。近所で親しくしている人の中には,既に移転先が決まったという人も何人かいる。娘から同居をすすめられているが,婿が定年でずっと居るようになると気を遣いそうだし,一人暮らしの方がが気楽なので…。

・女性。中央区で全壊。この復興住宅には父(70代)が住んでいて,自分は時々やってくる。父はポートアイランドの仮設住宅に最後までいて,自治会役員としてお世話をしていたため,この復興住宅に入居して14年目になる今でも,色々な人が相談に訪れている。この部屋は借り上げ復興住宅で,移転先の申込書が届いている。最悪の場合,東灘区の公営住宅に入れるようになっているが,できればここにいたい。

・70代男性。灘区で全壊。夫婦共々元気で過ごしている。この復興住宅には早くから入居しているが,近くを通る高速道路や国道がうるさい。買い物は,スーパーも近くて便利。普段からなるべく歩くようにしており,この近くを3~4km歩いている。訪問時もその準備をして出かけるところであった。生涯学習の色々な講座にも通っている。

・70代男性。中央区で半壊。夫婦共々元気で過ごしている。被災した自宅を修理して5年ほど住んだ。喘息のため,発作の時はたいへん。

・男性。長田区で全壊。比較的被害が少なかった垂水区に引っ越した。その後引越を繰り返して,やっとこの復興住宅へ。

・70代男性。中央区で半壊。妻・母と3人暮らし。かつては飲食店を営んでいた。

・30代男性。子どもと暮らしている。母は亡くなった。<インターホン越しに応答>

・女性。「話しはありませんし,話したくありません。」<インターホン越しに応答>

・女性。「忙しいので,すみません」<インターホン越しに応答>

・男性。「今,食事中なので…」<インターホン越しに応答>

・男性。「話したくない」

・50代男性。「何ですか?」<インターホン越しに応答>

・30代男性。お休みのところを出てきて「いいです」。

ひと 週末に「シティー」をガイドする銀行員 坂次健司さん(50)

(2012年8月23日 毎日新聞)


週末に「シティー」をガイドする銀行員 世界の金融センター「シティー」はロンドン市内にありながら独自の警察・役所を持つ特別な地区だ。ローマ人が街を開いて約2000年。最新情報と歴史が交錯するここで週末ガイドを続ける。

 きっかけはテムズ川にかかるシティー西端の橋。01年に散歩中、欄干側面の彫刻が上流側は水鳥、下流側は海鳥であることに気付いた。調べると、その辺りが淡水と海水の境界。「水鳥と海鳥の生息域を何気なく示していた。洗練されていると感心し、街に興味が湧いた」

 以来、週末ごとに約1マイル(約1.6キロ)四方のシティーを探索した。知人相手に始めたガイドが評判に。09年春から公認ガイド講習に通い、史跡勉強や表現法を学んだ。翌年、試験に合格して資格を取得した。今は月1、2回、ガイドをする。随所に笑いを入れ、日本やアジアの歴史を絡めた案内が特徴で、五輪観光の日本人もガイドした。

 ガイドは原則無報酬。しかし、「気の毒」だと料金を払いたがる人が多い。その場合全額、福祉団体に寄付している。英国紳士の文化には、見返りを求めないことこそ尊いという伝統的考えがある。「どっちが本業かわからなくなってきた」と本人は笑うが、プロの技量をしのぐアマチュアリズムこそ英国的だ。

 銀行では商品開発を担当。「銀行業とガイドが互いにいい影響を及ぼし合っている」。考え方も英国紳士風になってきたようだ。

 (さかつぎ けんじ) 東京都出身。早稲田大学でドイツ哲学を勉強。卒業後、外資系金融機関などを経て現在はロンドンで大手邦銀勤務。

   文と写真・小倉孝保

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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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