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第545(新生103)回訪問活動 (2012/01/28) レポート

毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。2012年に入って1月あまりが過ぎたものの活動報告がないままになり,ご無沙汰しておりましたが,皆さんいかがお過ごしでしょうか?

新暦でのお正月は過ぎたものの,南京町では春節祭りが行われ,節分が過ぎ立春を迎える時期で,東アジアの農耕社会における,伝統的な年の変わり目を迎えたところといっていいでしょう。
1月14日は阪神・淡路大震災17年目の週末ボランティアの会を行い,そうした時期に向かっていく中で,2012年最初の復興住宅訪問活動を,晴天ながら寒さも厳しい1月28日に行いました。

今回は,常連メンバーに加え,米寿を迎える人生の先輩も一緒に参加しての訪問活動となりました。訪問先の住民の方々も高齢化が進んでいる今日この頃,高齢者同士ならではのうち解け方があるようです。いやむしろ高齢者の中にあってもやはり人生の先輩であることが多く,そうした姿に励まされているのでしょう。

現実には,訪問に応じることに負担を感じる方も目立っていることも事実です。決して寒さだけのせいではありません。そうした方も,何年か前に訪問したときには,元気にそれまでの人生を語っていたのですが….。

阪神淡路大震災の被災者を優先入居させた復興住宅も,年月の中で,被災者以外の一般の市民・県民が入居することも増えています。罹災証明を持っているという意味での被災者でなくても,被災経験があって,何らかの形で難儀したことがある人は少なくありません。

また,阪神淡路大震災当時生まれていなかったり,幼少であったりした人も,保護者や学校から震災について,どのように教わっているかを聞くことも,震災とその経験を語り継ぐ一端を担う,私たちの活動において,欠かせないものといえるでしょう。

さらには,東日本大震災やその後の福島原発事故のために,遙か遠くから避難してきた,新たな被災者も,加わっています。そうした方のお力になることも課題です。

そうした現状をふまえ,これからの活動を展望していきたいと思います。


この日うかがったところの概略です。


・70代男性,一人暮らし。兵庫区で全壊。ポートアイランドの仮設住宅を経てこの復興住宅へ。「終の棲家は此処だね」。近隣の方々のお世話をしたり,1日2時間歩くようにしたりと,お元気そうな模様。東日本大震災について訊いたところ,津波があった分,大変だったろうが,最初の地震への対応は後手に回ったのでは,と思ったとのこと。

・80代女性,一人暮らし。中央区で全壊。同区内の仮設住宅に4年いた後,この復興住宅へ。一昨年,病院で置き引きに遭い,「日本でこんなことがあるなんて考えられない」。以後,鍵交換に1万円かかったりと大変な思いをしたり,表札に名前を書かないなど警戒心を強めたりしている。

・60代女性,東灘区で全壊。西区の仮設住宅で4年過ごす中,東灘区の両親の介護に通い,入退院を繰り返した母の治療費のためお金を使い果たし,弟の援助を受けた。いったん別の仮設住宅に移った後,この復興住宅へ。心臓に異常を抱えながらも隔日で仕事を続けている。「話しを聞いてくれてありがとう」と涙ぐまれた。

・70代男性,一人暮らし。兵庫区で全壊。被災時,文化住宅の2階にいて無事だったが,隣の建物が倒れかかってきて,もたれかかったため,損壊した。ポートアイランドの仮設住宅に4年間いた後,この復興住宅へ。何種類もの薬を間違わず飲むのも大変な模様。タバコが好きで,院内で喫煙できる,ヘビースモーカーの院長がいる病院まで,自転車に乗って行く。暖かな室内に上がらせていただいてのお話し伺い。

・70代女性,70代夫と2人暮らし。兵庫区で全焼。被災時,文化住宅の2階に住んでいた。着替えなどの準備をする余裕はなく,パジャマ姿,素足のままで脱出,近くの小学校へ避難した。垂水区の仮設住宅で3~4年過ごす。その間も長田区まで靴製造のアルバイトに通っていた。この復興住宅に入居して13年目。年金が減って困っていると,現在も午前中3時間ほど清掃の仕事に。震災時の辛さを思い出して時折涙ぐんだが,ボランティア参加者と被災場所が近いことが判ると,うち解けて元気になっていった。

・80代男性,一人暮らし。東灘区で全壊。被災後妻を亡くし,他の公営住宅を経て,この復興住宅へ入居して3年。ヘルパーに週2回来てもらっている。歩行器に手をかけながら玄関に立ってお話し伺いに応じてくださったが,しんどいとのことで,短時間で切り上げ。

・70代男性,一人暮らし。東灘区で被災。震災後は商売が不振で閉店。数年間勤めた臨時の職も昨2011年で退いた。この10年近く,さまざまな病気の進行で医療費が嵩んでいるので,市に相談したが,年金支給額とのかねあいで補助はできないと言われた。「迷惑にならぬ余生を送りたいと思います」,「孤独な人々に支援をお願いします」とのメッセージも。<自身で支援シートに記入>
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

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1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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