第541(新生99)回訪問活動

毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。
11月12日の復興住宅訪問活動は,天候も落ち着き,この時期としては比較的暖かななかで,6名の常連参加を中心に行いました。

前回前々回の訪問活動では,コレクティヴハウス棟への「お話し伺い」を並行しつつ,従来通りの巡回訪問と,次回訪問予定先への「予告チラシ」の投函を行うなど,慌ただしい環境にありましたが,今回は従来通りの訪問に集中できるよう,環境整備に留意しました。そうした結果,一人一人の「お話し伺い」に,腰を落ち着けて取り組むことができ,落ち着いてしっかりと,どのような話題も受け止める真摯な姿勢を,参加者のなかに,さらに創り出すことができました。

明るい話題だけを話していれば,楽しいでしょう。話してもらって共有することで,それをヨリ大きなものにできるでしょう。しかしそれだけではボランティア活動にはなりません。辛いこと・悲しいことなども話してもらうことで,それを私たちと分かち合うことで「心のケア」にすることや,お困りごとや相談事をうかがって,役立つことが,まずもって必要であることを忘れてはならないでしょう。

もちろんそのためには,信頼関係構築が必要です。そのうえで,用いられることに喜びをもってし,お役に立てる機会が与えられることに感謝をもってしたいと,改めてかみしめるこの頃の訪問活動です。

これを根底で支えているのは,参加者のなかに芽生え育っている,相手を思う,相手のためにという気持ちにほかなりません。スキルアップも,回をおって,そうしたなかから必然的に,産み出されています。WEB上で紹介できることは限られますので,これからは,訪問活動後の集約や終了ミーティングで,共有していきたいと思います。

今回は訪問活動を終えてから,平素お世話になっている方を入院先に見舞いました。参加者一同でのお見舞いは久しぶりですが,その間の回復ぶりに,私たちが元気をもらったように思われました

また,来2012年1月14日の行事についても若干話し合いをもちました。弊サイトThis is 神戸・週末ボランティアをはじめ,MixiコミュニティMixiページFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,ご縁を戴き,交流させていただいております皆様方にも,追ってご案内させていただきます。



この日うかがったところの概略です。

・70代女性。西宮市で全壊。夫が退院して1年ほどで被災。大阪へ避難しているときに夫を亡くし,被災した家の取り壊し費用を負担したままに。大阪も気に入っていたが,子どもたちがこの復興住宅へ入れるように申し込んでくれていたので,神戸にきた。明日は子どもや孫たちと墓参りに行く予定とのこと。先端医療センターのおかげで早期発見早期治療ができた。

・70代男性,一人暮らし。中央区で全壊。壊れた家にしばらく住んでいたが,取り壊すことになり,近くの学校の避難所へ行き1週間過ごす。ポートアイランドの仮設住宅で3年あまり過ごし,この復興住宅へ。ここにはずっといられそうで安心している。一人暮らしが長いので,人が訪ねてくると緊張し,人と話していると息苦しく感じる。

・80代男性,夫婦2人暮らし。中央区で全壊。避難所では中心になって世話をしている人が支援物資を横流ししているのを眼にした。加古川市の仮設住宅に5年近くいた後この復興住宅へ。自治会長をしていたとき,近隣の人に電話番号を教えたら金を貸して欲しいとの電話が相次いで困った経験から「あまり入り込んではダメだ」と。「年寄りは生きていたらあかんのか!?」と,政治への不満をもらす。階下で私たちの到着を待っておられ,そのままお話し伺いに。

・80代女性,一人暮らし。中央区で半壊。近くの学校の避難所で5ヶ月ほど過ごした。この復興住宅へは竣工当初から入居。夫は震災前に亡くした。駅で新聞を売る仕事をしていたが,震災のために中断したのは1ヶ月間ぐらいだった。近くに住む息子さんが時折やってきて,夕食を共にしたり,泊まっていったりする。あまり病気はしておらず,不自由もない。お部屋に上がらせていただいてのお話し伺いに。

・70代女性。中央区で全壊。神戸で自立して生きていかねばと,そば屋の仕事に。はじめはパートであったが,勤め先を変えながら仕事を覚え,商店街で自分の店を開くに至った。店内はいつも満席状態の繁盛ぶりで,最盛期には6人もの男性従業員を雇った。そうした面白いように店が廻っていった,忙しかった頃が懐かしい。私たちが来意を告げると,歩くのに不自由を覚えるなかで,時間をかけながら玄関まで出てこられて,お話し伺いに応じてくださった。

・70代女性,東灘区で全壊。被災時は6時間生き埋め状態だった。北区の仮設住宅を経てこの復興住宅へ入居して10年以上。「入居の時も,北区の仮設住宅からここまで,ボランティアの方々が助けて下さって,本当にに有り難かったです。神戸だから,はじめて,ボランティアの基礎が固まって,人々を,今たくさん助けて下さっているのに,心から有難うといいながら,神戸に住んでいて,誇らしく,感謝しながら,生きて居ます…」と,手術後の不自由な手で支援シートに記入し,リハビリにいかれたため,お話し伺いはできず。(留守宅に投函する「留守シート」に,感謝とともにもっと暖かな言葉を添えればよかったと反省。)

・男性。「(夕食の準備で)火を使っているところなので」と,短時間で切り上げ。

・女性。若いので(震災のことは)解らない。
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

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1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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