第531(新生89)回訪問活動

毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。
6月11日の復興住宅訪問活動では,東日本大震災からちょうど3ヶ月目の日に,大地震や津波が襲ったのと同じ時間帯にも,これまでと同じように,阪神淡路大震災の被災者に寄り添い,「お話し伺い」-傾聴ボランティア活動を行いました。

今回は11人の参加者で,3グループに分かれて訪問活動を行いましたが,経験豊かな初参加者を迎え,活動の資質維持・向上や参加者自身・相互のケアのあり方などについても,貴重なご教示を戴きました。これを一同で共有し,これからの活動に,活かしていきたいと思います。

東日本大震災の被災地・被災者への支援活動が広範に行われる中,阪神淡路大震災の被災者に寄り添い,被災地に根を下ろしてとどまることに,疑問を覚える向きがあることを,否定するものではありません。しかしながら,ほんとうにこれまでの被災者に寄り添い,被災地に深く根ざした活動を,基本に忠実に,地道に行うことが,何よりの力を生み出すことを,そしてその意義の大きさを,参加者一同で学び深めていく機会とできたことに,ありがたく感謝する次第です。

こうした姿勢に,新たに参加される方,新たな活動を思い立つ方などなど,弊サイトやMixiコミュニティFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とのご縁を通じて,共感し,その輪が広がりつつあることを,ひしひしと感じております。

この日のミーティングにおいて,今年度の週末ボランティア総会を7月9日の訪問活動後に行うことが東條健司代表から提案されました。これへの対応も追って準備することとします。


この日うかがったところの概略です。

・60代男性,一人暮らし。中央区で全壊。被災当初は屋内にいるのが恐ろしく,車の中や公園で3ヶ月過ごした。ポートアイランドの仮設住宅にいた頃に離婚,この復興住宅へ入居して13年目。仮設住宅ではいやなことが多かった。今もいやなことはあるが相手にしない。昔はリサイクルや解体などの仕事をしていた。いくつも病気をし,今も椎間板ヘルニアで腰が痛い。酒やタバコは止めている。料理も上手になって,近所の90代女性につくってあげたことも。今一番楽しいことは喫茶店に行くこと。オーナーが大切にしてくれるので1日1回は大安亭まで通っている。神戸ルミナリエは一部地域だけで盛り上がっているが,全体で盛り上がれるようなことをすべき。神戸と同じく,今の東北の被災地でも人間が復興していない。

・80代女性,一人暮らし。北区で一部損壊。前夜から泊まり込んでいた建設会社の倉庫で被災,資材が散乱したが,脚立を使って2階から出入りした。同区内の自宅では水道管が破裂して水浸しになったため,被災時にいた倉庫でしばらく生活した。こちらもガス・水道は止まったが,敷地内の井戸が飲み水にできたので,それほど不自由はしなかった。自宅は市営住宅なので,市に修理を依頼したが,何もしてくれず,自分で業者に頼んで修理した。その住宅が建て替えになるので,2年半余り前にこの復興住宅へ。当初3年で戻れると聞いていたが,建て替えは進んでおらず,いつ戻れるか解らない。本来据え置かれるはずの家賃も上がっている。永年いろいろな方のお世話をしてきた。私たちの訪問活動でもお世話になっている住民の方が,自室で倒れかけたところをこれまで何度か助けてきたが,救急車で運ばれたのを見て以来,ずっと心配していた。

・70代男性,一人暮らし。兵庫区で全壊。ポートアイランドの仮設住宅で4年過ごし,兵庫区内の県営住宅に1年住んだ後,この復興住宅へ。5年前に奥さんを亡くす。建築関係の仕事を退職した後,定時制高校に入学,3年修了。クラスメートが今も話し相手に。カラオケ,麻雀,グランドボール,将棋などが趣味で,身体はとくに悪いところはなく,困ったことはない。

・60代女性,中央区で全壊。この復興住宅へ入居して13年目。帰宅されたばかりのところだったが,「今はまだ健康です。この先体が悪くなった時が心配です。なやんでもしかたがないので今はがんばって生きて行きます。ありがとうございます。」と自ら記入された支援シートをもとにお話し伺い。
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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おことわり
類似名称を用いているものにつきまして、2013年以降、神戸・週末ボランティアに(代表:東條健司)などの追記をしたものは、1995年に活動を始めた「神戸・週末ボランティア」及び当〈新生〉とは関係ありません。



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