第530(新生88)回訪問活動

毎度「役立ちと学びのネットワークThis is 神戸・週末ボランティア」をご覧下さいまして,まことにありがとうございます。

弊サイトやMixiコミュニティFacebookページtwitter - welove_kobeを通じて,交流させていただいております皆様方とのご縁に深く感謝いたします。
東日本大震災から2ヶ月半あまりが過ぎる中,改めて,被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに,犠牲になられた方の冥福をお祈りいたします。

実際のところでは,引き続き,阪神淡路大震災の被災地にあって,被災者に寄り添うという,活動の原点であり基本に,今こそ忠実に取り組み,そうした中から生まれる,役立ちと学びの輪を,より多くの方々と共有し,深めていければ幸甚と考えています。

去る5月28日の復興住宅訪問活動は,平年より早く梅雨入りした上に,台風2号が接近する中で行いました。従来,神戸市に警報が出されるなどの荒天時などは,参加者の安全と訪問先の住民の方の都合などを配慮し,訪問活動を中止してきましたが,今回は,訪問活動当日にはまだ近畿地方に到達せず暴風域にも入らないだろうということで,前夜まで熟慮した結果,決行としました。

訪問活動の案内(ボランティア募集)は,1週間前ぐらいに出していますが,荒天などによる中止はこれからもあり得ますので,前日夕方以降にご確認いただくか,お問い合わせいただければ確実かと思います。

今回もまた新たな参加者1名を加えた10名で,3グループで手分けして,あらかじめチラシを投函して予告しておいた20軒の被災者宅を訪問し,「お話し伺い」-傾聴ボランティア活動を行いました。訪問活動は午後2時半~5時頃としていますが,ちょうどその時間帯,雨が小康を得たこともあって,快く,あるいは心待ちにして,私たちの訪問を受け入れていただきました。

そうしたことに感謝の気持ちを常に持って忘れないようにしたいものです。

これを前提として,傾聴ボランティアの基本である,お話しを伺う相手に寄り添う姿勢を堅持することの大切さを確認したいと思います。これなくして信頼関係の構築はあり得ません。その上で,どのようなことで役立ち,何を学ぶかは,各々の参加者次第です。

こうした前提や基本を,新たに参加した仲間が早くも身につける姿を頼もしく思うとともに,これを再確認し,襟を正して初心を改めて思い起こすことの重要性を感じました。

前回活動報告のなかで,Twitter上に「神戸・週末ボランティアの公式アカウント」なるものを詐称する者がいる件について、代表に確認したところ「あり得ない」とのことをお知らせしましたが,web上において,

週末ボランティアは、阪神・淡路の被災者がこの度の東日本の地震を自らの体験と合わせてどのような思いを持っているかを直接聴く中で、その心を共有して行きたいと思います。



などと称している者があることを遺憾に思います。こうした姿勢が,お話しを伺う相手に寄り添うという「傾聴」の基本をないがしろにしかねないばかりか,相容れないものですらあることを,賢明な読者の皆さんであれば先刻ご承知のことでしょうし,実際に参加される中で多くの方が気づいている姿を見て,頼もしく,ありがたく思います。

活動の内容とあわせて,その趣旨についても,ヨリいっそうのご理解を賜りたく,お願いいたします。


この日うかがった概略です。

・60代男性,一人暮らし,兵庫区で被災。居宅は傾いたが,2階が,自分がいた1階の上に落ちてこなかったため,怪我もせず助かった。震災の数年前から,脳梗塞で半身不随になった,寝たきりの同居人女性の介護をしていたが,避難した近くの公園でも,近所の人が助けてくれ,世間にはこんないい人がいると思った。この復興住宅に入居してからも介護を続け,一時はストレスから1升の酒を飲んで紛らわしたことも。4年前,同居人が亡くなったときには落ち込んだ。九州出身で,6歳で両親と離れ,孤児院で少年時代を送ったこともあり,たくさんの人のお世話になってきた恩返しにと,介護を引き受けたが,後は自分の人生を全うするだけ。予告チラシを見て気に入ったと,訪問を心待ちにされ,室内に入れていただいて,1時間あまりのお話し伺いに。

・60代男性,一人暮らし,中央区で半壊。両親宅は全壊で,父は,天井の梁が落ちてきて即死に近い状態だったが,近所の人の助けもあって,いち早く病院に運ばれたため,丁寧に扱ってもらえたのを感謝している。この復興住宅に入居して10年あまり。母(90代)は老人ホームにおり,時々様子を見に行っている。昨年脳梗塞で倒れ,1ヶ月ほど入院したが,倒れたのが12月28日で,幸運にもまだ病院が開いていたので自分には運がある。母のためには死ねないと,倒れたことはまだ言っていない。糖尿病を患っており,コンビニ弁当ばかりだった食生活を見直し,野菜をきちんと摂り,酢で味付けをするなどの工夫をし,適度な運動も心がけている。母が倒れたため59歳で退職し,60歳から年金をもらい始めたので,収入が少ないところに,入院費用や薬代が高く,生活は厳しい。テレビを地デジ対応にする費用も出てこないほど。

・50代女性,一人暮らし,長田区で被災。被害はほとんどなかったが,夫と別れ,子どもも自立したため,3年前にこの復興住宅へ。知り合いの高齢者が話を聞いて欲しいとよく訪ねてくる。ヘルパー養成の学校に通ったこともある。ガンの治療を11年続けている。手術もしたが身体がしんどい。「気で生きている」。

・40代男性,一人暮らし,灘区で全壊。近くの小学校に半年間避難,4年間の仮設住宅生活を経てこの復興住宅へ。この復興住宅に移ってよかった。糖尿病を患っており,週1回ヘルパーさんに来てもらっている。障害のためか話し辛そうな中,お話し伺いに応じてくださった。東日本大震災に関しては津波の怖さが印象に。

・70代女性,兵庫区で被災。とくに被害はなく,水道・ガスも止まらなかった。仮設住宅には行かず,この復興住宅に入居して10年あまり。ここの住み心地は悪くない。息子と同居。亡き夫は外国航路の船員だった。自分は年金をもらっているので,贅沢しなければ生活に問題はない。

・60代男性,灘区で全壊。「ボランティア ご苦労様です。今はなにも話す事はありません。」と支援シートに自ら記入。
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当ボランティアは、2016年7月23日、
仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

ご案内とお誘い
 
1回だけでも、初めてでも、お気軽に

神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

当ボランティアは、2014年3月30日、
仮設・復興住宅訪問通算600回をむかえました!

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