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3/24の訪問活動(続)

3/24の訪問活動では,女性参加者2人とともに3人で,5戸のお宅をまわりました。
うち2つは「来客中」・「取り込んでいる」とのことで,インターホン越しの会話にとどまりました。

事情があってお話伺いできないのはしかたないですが, 最近,わざわざあらかじめ訪問拒否の旨を連絡してくるお宅があるというのは, どういったことなのでしょうか? 週末ボランティアの訪問活動自体を拒絶するものなのでしょうか?

はじめにお話伺いの応じてくださったのは,夫婦2人暮らしの奥さん(70代)でした。 はじめ,支援シートに記入したり,自分から話したりするのは……とおっしゃっていましたが, こちらから質問すると被災時の情況や現在の暮らしまで,さまざまなことをお話くださり, 玄関先の訪問ながら45分ほどにわたりました。 自宅は全壊ながらも焼けなかったにもかかわらず,隣の3階建て住宅が焼け, 近所の人に託して幼子を投げ落とした母親とおばあさんが焼死したとのお話でした。 修羅場を見たということでしょう。

続いては70代男性。お話伺いの最初は「ワシ肝臓ガンや」と,大手術をした後も再発し カテーテルを利用して除去するもいたちごっこ状態が続いていることから始まりました。 港湾倉庫の労働組合の役員をしたり,数百戸の大所帯の仮設住宅の自治会長をしたり, 最近も3棟の自治会の役員をしたりといったように,長年にわたって多くの方をまとめるような 活動・活躍をされてきたことを話してくださいました。 「元気になればまた…」ということで,週ボラの活動にも協力してくださりそうです。 玄関先の訪問ながら25分ほどにわたりました。

最後は60代男性。部屋の中に自転車が4台もあり,1台はママチャリですが あとはMTBでうち2台はフルサスペンションのものでした。 これを手がかりにお話伺いを始め,続いて趣味の釣り道具を出してきて, つりや釣った魚の話などをお話くださいました。 うちの中にある家具も,少なからずご自身で手を加えたりつくったりしたものだとのことでした。 神戸に出てきた10代からの波瀾万丈の人生をお話くださり, 震災後身体を悪くして以来あまり仕事はしていないとのことでしたが, リタイヤするには早い年齢ながらもそのあたりはお話になりませんでした。 気になるところですが,話したくないことがあるのかも知れません。 あげていただいて50分ほどの訪問となりました。

いずれもこの復興住宅からそう遠くない場所で被災し,避難所生活と, 慣れない不便な遠方での仮設住宅を経験された点で共通していましたが, もう一つの共通点は,震災時に自分自身よりも周囲に,もっと大変な目に遭った, なかには凄惨ともいうべき,方がいたことが,震災の記憶に重くのしかかっていることでした。

週ボラの訪問活動における「お話伺い」では, 被災体験,特に修羅場を見たというような重いものを話すことで, 気持ちを和らげ軽くすることも,「心のケア」の一環として,ひとつの役割です。 それを聞いて受け止める側には,その重さにたいする心構えと勇気が必要になります。

また,ヴォランティアである以上,サポートの必要性や問題点を抽出することが重要です。 自ら話したり訴えかけたりすることで判るものもあれば,逆に, その重要なところを話すことを躊躇することもあります。 いかに信頼して心を開いてもらえるかが問われるところです。 これについて,十分というレヴェルはないでしょうが, 不断の努力でそれに近づいていこうとすることが求められます。

ヴォランティア活動としての「お話伺い」に求められるものが何か,また, 活動に臨む姿勢として要求されるものが何か,ここから判るはずです。

これは何も特別な能力も資格もいりません。ひとえに姿勢の問題です。 そのことを改めて思い知らされました。

知的障害があるとされながらも,他のメンバーのお話伺いのしかたを学習し, 理解力の不足を補うとともにかかる姿勢を身につけていった参加者もいます。

またある参加者について,心の病があるからとか,薬の副作用があるからとかの理由で, お話伺いした内容が信用できないという人がいますが,これは誤りといわねばなりません。 件の参加者と一緒に訪問活動したところ,病や薬が認知能力をそいで, 訪問活動に適さないと考えられる情況は確認できませんでした。

本人の名誉のためにいっておくと,認知能力自体は働いていました。 マンガのネタになりそうな視覚的対象はしっかり追求していたのですから。 その方向性と対象が,訪問ヴォランティアとしての活動の趣旨や意義に それ反しているだけのことです。

逆にいくら能力があっても,それにふさわしい姿勢で臨まなければ, 何らの成果も意義もなく,自他双方に有害無益なものとなります。

週ボラの訪問活動に求められるべき姿勢と, 興味本位的自己満足や自己の享楽・趣味に供せんとするようなもののごときとは まさに相容れないものであることを,改めて確認しておかねばなりません。

その最大の原因をつくっておきながら改悛の情がない特定の人物については,もはや 副代表を辞任し週ボラの活動からも離れてもらう以外に,責任のとりようはありません。 しかしながら彼に全責任を負わせれば済むものではありません。

週ボラに参加するすべてのメンバーが 今一度,訪問活動の趣旨・意義について顧みる必要があろう。
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仮設・復興住宅訪問通算650回をむかえました!

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神戸・週末ボランティア 新生は、復興住宅への訪問活動を行い、阪神淡路大震災で被災された方からの「お話し伺い」(傾聴ボランティア)をしています。

詳細は随時紹介します。

☆新聞で紹介されています☆

産経新聞 神戸版 2014.3.23
「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体 HPで問題共有
「時間重ねて見える問題も」「復興住宅訪問600回へ 神戸のボランティア団体

神戸新聞 神戸版 2014.3.23
住民の悩み聞き続け 神戸・週末ボランティア 新生 「将来の一助に」 復興住宅訪問、仲間募る

毎日新聞 神戸版 2014.3.23
「神戸・週末ボランティア新生」、被災者訪問30回目/兵庫

産経新聞 神戸版 2010.11.28
若者にも被災者支援の輪 神戸市民グループ「週末ボランティア」

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